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背脂煮干そば@人力俥・盛岡市

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写真: 背脂煮干そば@人力俥・盛岡市

写真: 冷やしワンタンそば@南部屋路ばた・盛岡市 写真: 冷し油そば・大盛り@三十六番・盛岡市

らーめん 人力俥(じんりきしゃ)
  盛岡市月が丘1‐28‐3 新興電気第2ビル1階

 朝、お店のFacebookを確認すると、今日は最凶煮干を久々にラーメンバージョンで出すと書かれていた。25食ほどと少ないが、前回、つけ麺バージョンを食べて分かったことだが、一般受けする味わいではないので急ぐこともないだろうと思い、開店してからしばらくして訪れた。すると、お店は既に満席のため2巡目となって、しばらく待たなければならなかった。
 アルバイトのJKのような女の子が運んできてくれた丼は、背脂が浮く醤油清湯と中太麺の組合せ。メニューには中細麺とあったし、最凶にしては淡麗な色合いでなんか変だなと思いつつ口をつけると、煮干しの風味はあるものの穏やか。どうも、どこかで混乱してレギュラーメニューの標記に化けてしまったようだ。既に口をつけていたし、値段も750円と同額な上にレギュラーメニューも未食だったし、限定は秋以降になれば食べるチャンスが再び来るだろうと考えて、気持ちを切り替えて何も言わずに食べることにした。
 麺は緩く波打つ幅が3mmほどの平打ち。かなり硬いめに茹でてあるので噛み応えが相当あり、どちらかというとゴワッ、ボソッとしている。加水率34%、切刃は14番の力強い食感が特徴の自家製麺だ。スープは、鶏、乾物、3種類の煮干しで出汁を引き、丸大豆、たまり、生揚げ等5種類の醤油をブレンドしたカエシで味をつけているそうだ。なお、煮干しの使用量は1人あたり50gだそうだが、それが多いのか少ないのかは知識も経験もない自分には判断がつかない。とにかく、旨味は十分で、煮干しは香るものの前面に出ることもなく、背脂で適度なコクと甘味がプラスされていて飲みやすい。チャーシューは脂身がカットされて分厚くスライスされた肩ロースと、下味がちゃんと付けてある鶏ムネ肉の2種類。肩ロースもムネ肉のように淡い味わいだったが、旨味が抜けたのではなく豚の種類がそういうものなのだろう。メンマはシャキシャキと心地よい食感で、味付けも特有の発酵臭も薄めだった。その他にはカイワレと海苔、刻みタマネギ。
 麺量が200gと多めで、スープもほぼ飲んだのでお腹はタポンタポン。

・お気に入り度:○+

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