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ミソサザイ

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写真: ミソサザイ

写真: ヒトリシズカ 写真: ツバメシジミ

本当に小柄。スズメの半分とは言いませんが、エナガの尾羽を切ったくらい。確認はしておりませんが日本で一番小さな鳥では? というくらい小さく、色も地味な鳥なのですが…
そろそろ雪も融けたかという頃、沢筋を歩いているといきなり目の前に現れて、谷も崩れよ! とばかりに大きな声で威嚇してきます。その声量と音色の素晴らしさといったら! 私が数歩前に出ると、パッと下がって、近くの岩、倒木の上などでまた鳴いてくれるのです。 聴きほれてしまいます。 こうした場合、ほんの数?以内の沢に面した物陰、橋の下だとか岩の割れ目などに巣がある場合が多いので、あまり深入りはしないのですが、ミソサザイとの間合いの駆け引きの醍醐味と、その歌声に、ついつい長居をしたくなってしまう私であります。

厳冬期、近くの公園 ( といっても、そのまま山に続いていて、境界線もあいまいな ) で冬を過ごしています。 文字では表現が難しいのですが、チッ、チッ、という、小さく上質な銀の鈴を鳴らしたような、もしくは勾玉がふれあう時のような、あの地鳴きの美しさも忘れられません。

これを書いていて、コロラトゥーラに 『 ミソサザイ 』 というのがあったのを思い出しました。


野にあるものは 野にあるままに      http://yodat.blog.fc2.com/blog-entry-13.html
よだっと写真館            http://yodat.blog.fc2.com/

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