ツバメシジミ
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翅のお尻の部分、後翅先端にある小さな突起、これをツバメの尻尾 ( 尾羽の切れ込み部分 ) に見立ててこの命名なのですが、ちょっと無理があるのでは? と、私は思っています。 実際、野山に出てこいつと遭遇しても、この燕尾部まで見分けるのは、この年寄りにはちょっと時間がかかり、一瞬の判断を要するような場面では役に立ちません。撮ってからモニターで拡大して確認、という一連の流れになります。一番の決め手は、何と言っても後翅裏面のオレンジ・マークでしょうか。
白っぽいヤマトだなぁ ⇒ やや! 何か赤い色も見えるぞ! ⇒ ツバメかなぁ?
仲良しさんをしていたカップルに、( これがホントの ) おじゃま虫出現! ♀はとっさに ( 条件反射で ) 交尾拒否の姿勢をとろうとしたみたいですが、翅と尻尾 ( 実はお腹 ) の筋肉は解剖学的に連動して動く仕組みなので…、つまり尻尾は交接中なので持ち上がらず ( それでも持ち上げようとしているみたいですが ) 、したがって翅も中途半端な開き方になってしまいました。
この画像がありがたいのは、翅。 ♀の表側は黒褐色で、♂の表側は瑠璃色。裏面は♂♀共に白っぽく、オレンジ紋がある、というのが1枚で見て頂ける点にあります。 とくにシジミチョウは、止まっているとなかなか翅を開いてくれないタイプが多いので、本当に助かります。
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アルバム: 『 野にあるものは 野にあるままに 』
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