マタタビ　( 葉 )

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夏休みに山道を走っているとよく見かけると思います。 『 猫にマタタビ 』　（ 『 私にきのこ 』 ） 、 『 マタタビ人生 』 の、マタタビです。　葉が白くなっているのは、梅雨でカビが生えたとか、うどんこ病に侵されたとか言うのではなく、 「 ここに花が咲いてますよ！ 」 って、夜行性の蛾 （ か何か ） にアピールしているのだと思います。　月夜の晩には、遠目でもけっこう目立ちますから。
実際、この葉裏には親指の爪ほどの白い花が咲いている場合も多いです。　その日、車を数回止める豊かな心をお持ち合わせの方には、幸運の女神が微笑んでくれるかも？　しれません。　そして、しっかりその場所を覚えておいて下さい。

この木、秋には実を付けます。　この実こそが猫をたぶらかす （ 猫も人間も大変楽しめますので、是非やってみて下さい。 ） 妙薬なのですが、アルコールに漬けて、 『 マタタビ酒 』 にしても人気があります。　滋養強壮に良いそうです。　猫にも効くんだからね。


っつうわけで、夏に覚えておいた場所に、いそいそと出かけてみると…

えﾞ？　何処だったっけぇ〜？？？　　　　　･･；

マタタビは、花が終わると葉をまた緑色に戻し、光合成の効率を高めます。　つまり、あれだけ豊富にあった白い歯、もとい、白い歯、もとい、白い葉という目印は、もう私たちからは奪われてしまっているのです、ね。　よぉ〜く覚えておかないと。
白ではなく、ピンクの葉を見かける事も多いです。　ミヤママタタビといいます。効き目、その他、似たようなものだと思います。　違うという話は、あまり聞いた事がありません。


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