サーンチー第1塔と西塔門 Stupa No. 1 & Western torana
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サーンチー第1塔と西塔門.左の奥に第3塔が小さく見える。
この角度から見ると、第1塔のドームの粗雑な補修跡が小さくて、ほぼ全き姿を見ることができる。
簡素な姿が、かえって印象的である。抜けるように青い冬空に映えて。
サーンチー第1塔は、覆鉢(ふくはつ)と呼ぶ半球形の本体の周囲に欄楯(らんじゆん)(玉垣)をめぐらし四方に入口を開き門を建てた典型として現存する。
パゴダの祖形はサーンチーの仏塔を好例とする。その構造は,土まんじゅう型の塔身の上に方形の平頭がのり,さらにその上に傘蓋(さんがい)が立つという形式である。
直径36.5m、高さ16.4m。
アショーカ王が基礎をつくり、紀元前2〜1世紀に完成した。
この塔を囲む四方の門のその素晴らしい彫刻で有名。
Stupa No.1 and the Western torana stands on the hilltop against a background of blue sky.
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コメント (2)
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古墳のようですね。
2015年3月14日 22:20 そらみみ (7)
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そらみみ さん、コメントありがとうございます。
一見、円墳のようですね。韓国で見た古墳もこのような饅頭形でした。
われわれ日本人は、卒塔婆といえば施餓鬼供養の板を思い浮かべますが、元来は、饅頭のような形に盛り上げられた墓で、サンチーの遺跡はその原型を示しているようです。
塔門に彫られた彫刻は、保存状態も良く素晴らしいです。かなり早い時期にユネスコの世界遺産に指定されたことからもこの遺跡の価値が明らかになります。2015年3月15日 16:21 ちくら(chikura) (0)
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