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写真: 醤油らぁめん@ふじさき・江東区亀戸 写真: 特製オリーブいりこ昆布水つけそば@ルリカケス・江東区木場

釜玉中華そば ナポレオン軒
  目黒区中根1-5-1

 こちらは今年の3月にオープンしたお店で、4月末に限定メニュー狙いで訪れたことがある。看板メニューはラーメンではほぼ聞いたことがない釜玉中華そばで、しかも、つけめんTETSUの創業者にして現在、伊蔵八中華そば、ラーショマルミャー大泉学園等数多くのお店を経営する小宮一哲氏による新ブランドなので非常に気になっていた。平日の11時35分にお店に着くと店頭に4人が並んでいたが、前回の経験では回転が速いため気にせず列に接続した。しばらくして店内から若い従業員が現れ、先に食券を購入するようにと促されたので一旦入店し、入ってすぐのカウンター上に置かれた小型券売機で具材ノーマル、サイズ並の食券を590円で発券する。
 醤油ダレが多めに入った丼に茹でたての麺を入れて馴染ませ、白髪ネギをたっぷりと載せて真ん中に卵黄を落とし、最後にブラックペッパーを振掛けた何ともシンプルないでたちで登場。麺は幅が1cmほどの手もみ風縮れ平打ち。モチッとした食感で、味付けがシンプルなため小麦の風味もかなり楽しめる。この麺は、2駅隣の祐天寺駅構内にある姉妹店の打ち立て中華そば伊蔵八で打った麺を使っているそうだ。タレは動物系の出汁+醤油ダレ+細かい背脂少々といった構成で、あっさりに寄った味わいだ。これは卵黄を引き立てるためだろう。麺を覆い尽くすほど載る白髪ネギは、ゴマ油と塩ダレで和えてある。あらかじめ水にさらしてあるようで、シャキシャキ感は十分な一方、特有の辛味はほとんど抜けている。後半は卓上に用意されている椎茸酢、柚子七味、鰹節粉、刻みニンニク、ブラックペッパー、刻みショウガ、激辛バカニラ、すりゴマ、揚げネギ、味付けきくらげ、チーズ、エンペラー油(辣油)を駆使して自分好みの味わいに変化させることができる。今回は1/3ほど食べた段階で皇帝辣油といわゆる壺ニラのバカニラを投入しややグドめのピリ辛に味変させた。また、麺と具材を食べ終えても台湾まぜそばのようにタレが丼の底に残る。そのため、店員さんに声をかけると、丼を一旦厨房に下げて割りスープを加えて戻してくれる。このアルミ製の小振りのやかんに入っている割りスープは、ネット情報によると豚の背ガラを使ったものだそうだ。スープ割りは色々な旨味が詰まっていて美味。当然完飲してごちそうさまでした。

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