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第三章喜2 いつも誰かのために

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結婚して、子供が生まれてからは、いつ誰かのために生きて来たように思います。
どんどん自分のことが後回しになり、やりたかったことは、子供が巣だってから、
あるいは、夫が定年になってからやるしかないかなとか。
昨年の4月から、下の息子が大学一年になったので、ようやく時間に余裕ができると思っていた矢先に、
自分の母親が認知症になり、自宅での介護がはじまりました。
すると、子供を出産した直後よりも忙しい状態になってしまいました。
自分のやりたいことはいつやるの?永遠に来ないのでは?と思ったときは、とても悲しかったです。
しかし、その状況から逃げ出すこともできず、母の介護に向き合ってきました。
そんな中で、ひょんなきっかけから昔少しやっていた絵を再開し、芸術家としてやってみようと思い、
毎日取り組んできました。
ふと気づくと、誰かのためになりたい。誰かの役に立ちたい。そう思って描いていることに気づきました。
誰かが喜ぶ顔が見たいから描く。でもそれは誰かのためというよりも、自分のためなのかもしれないし。
わかりませんけど。大きなことを言えば、平和になればいいなとか。そんな感じです。

昨日は会うのは10年ぶりくらいになる友人に会いました。
10年以上もたつのに、全く変わっていなくて、相変わらず美しかったです。
才女なのに、全く気取らず威張らず、優しくて、おだやかで、とても素敵な人です。
やっぱりなあ。美しさの秘訣は性格なのだろうなあ。そんなことも感じました。
話に夢中になりすぎて、写真を撮るのを忘れてしまい、記憶とイメージだけで描いたのがこの絵です。
今日は線を多用して描いてみました。
マスクをしているのは、唇を描いたときに失敗をしたからです。
どんな失敗も生かす方法があんるはずだ。というコンセプトを忘れないようにしているので、
あらゆることを考え、とりあえず作品を途中で投げ出さずに仕上げることをひとつのライフワークのようなものにしています。
今後代表作になればいいなと思ったり。これから描く絵の発想のスタート地点の絵でもあるので、
私にとっては、思い出の一枚になると思います。
サンキューカードとして使うつもりなので、余白を開けました。

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コメント (1)

  • たけ丸

    誰かのためと自分のためが一致するといいですね。

    2019年3月17日 17:12 たけ丸 (0)

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