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ラーメン@旦過・渋谷区北参道

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写真: ラーメン@旦過・渋谷区北参道

写真: カニつけそば@ルリカケス・江東区木場 写真: 濃厚カニ出汁味噌そば@ルリカケス・江東区木場

もつ鍋 旦過(たんが)
  渋谷区神宮前2-15-2

 平日の夕方からもつ鍋屋として営業しているが、土日の昼間のみラーメンを提供しているという。しかも、そのラーメンは本格的な久留米ラーメンで、ご子息は北九州市小倉で人気ラーメン店を経営していて、その味を引き継いでいるそうだ。ラーメンデータベースでも複数のレビュアーが称賛しているのでこれは是非味わってみたいと土曜日に訪れたものの、あいにくその週は「今週はスープの調整が間に合わずお休み頂きます。」とのことで残念。このため、翌週の土曜日、インスタグラムに「本日ラーメン旦過営業致します。」とあるのを確認してから再び訪れた。メトロ銀座線の外苑前駅からGoogle Mapを頼りに歩くこと10分余り、細い路地にお店はあった。開店時間の11時半にお店に着くと既に営業していて、先客の3人グループがラーメンを食べていた。60歳を過ぎた感じのご夫婦で営業されていて、ご主人が厨房を、奥様がフロアの担当だ。メニューはラーメン800円とチャーシューメン1000円の2種類のみで、券売機はないので奥様にラーメンをお願いした。
 出されたラーメンはわずかに透明感が感じられるトンコツ白湯。麺は白っぽいストレート中細で、同じ九州でも博多ラーメンのようなポキポキとした低加水の細麺ではなくしなやかな麺で、その麺をやや軟らかめに茹でてあるため多少歯応えがあるかなという程度のヤワ麺だが、スルスルと滑らかにすすることができこれはこれでよい。スープは少しとろみがあって獣臭も漂うが、鼻が曲がるほど強烈ではなく軽く臭う程度なので気にならない。わずかに甘味が感じられ、トンコツの十分な旨味としっかりとしたコクがあって塩加減もちょうどよくゴクゴク飲める美味しさだ。チャーシューはロースと思われ、周囲の脂身をほぼ切り落としてある。あまり締まっていないのでそれほど苦労せずに噛み切ることができ、旨味も残っていて好印象。それが大小4片入っていた。あとは万能ネギらしい細ネギと朝食サイズの焼き海苔だけとシンプル。
 大分に住んでいたのはもう10年も前のことなので、久留米ラーメンの味もほぼ忘れてしまったが、いずれにせよ博多ラーメンとは異なる美味しいトンコツラーメンを味わうことができた。

・お気に入り度:〇+

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