鶏節醤油麺・味玉@noodle art gallery Ryota Tezuka・中央区水天宮前
noodle art gallery Ryota Tezuka
中央区日本橋人形町2-17-9
ゴールデンウィーク中は、通常メニューを休止して標記と鶏節冷彩麺、それに4月の限定メニューの3つで昼間のみ営業するという。いつもはほぼ塩味のメニューが多いが、今回は醤油とのこと。鶏節と組み合わせてどんな味わいに仕上げているのか興味が湧いたので訪れた。11時45分に着くと祝日にもかかわらず4人の先客がいた。場所と曜日からすると皆さん狙ってきたということだろう。お店に入ってすぐ右側にいある小型券売機で標記をポチっとな。味玉を付けると200円アップになるのでちょっとためらったが、1400円を投入してボタンをポチっとな。
麺は幅3?ほどのストレート平打ち。麺肌はツルツルで、噛むとしっかりとしたコシがあってプリプリ、シコシコ。小麦の風味も多少感じられ相変わらず美味しい麺だ。今回は細かいうんちくはなく、国産小麦100%の自家製麺とだけあった。スープは千葉や茨城で飼育されている水郷赤鶏から作った鶏節で出汁を引き、3種類の醤油を使った醤油ダレと地鶏のオイルで仕上げたとのこと。ガラではなく鶏節のためか、鶏の旨味はたっぷりな半面、鶏の風味はおとなしめ。一方で、醤油の風味がかなり目立ち、これだけ醤油が効いたラーメンは久しぶりだが、しょっぱくはないので何の問題も無し。軟らかくて旨味の濃い肩ロースチャーシューと、しっとり軟らかであっさりとした味わいの鶏ムネチャーシュー、サクサクとした食感のレンコンを混ぜ込んだ鶏ムネ肉のつくね、見た目は茹で玉子だがほんのりと塩味が付いた塩味玉が載り、さらに風味のよい万能ネギと焼き海苔、黒と緑の粒コショウが薬味として添えられている。
このラーメンに使われているメインの醤油は、宮内庁に納めるものと同じ製法で作る御用蔵生というものだそうで、調べると亀甲萬本店の最上級にして目の玉が飛び出すほど高価な醤油だった。その分、醤油の風味が素晴らしかったのかと納得だ。
・お気に入り度:〇+
Albums: 東京のラーメン・その4
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