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カップヌードルシーフードトリビュート+謎辛肉@大至・文京区お茶の水

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写真: カップヌードルシーフードトリビュート+謎辛肉@大至・文京区お茶の水

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ラーメン 大至
  文京区湯島2-1-2 佐藤ビル1階

 9月下旬から販売が始まった期間限定メニューで、好評につき11月半ばまで提供するそうだ。メニュー名のとおり、写真のとおりで、国民食とも言えるカップヌードルの中にあって、各種人気調査では3本の指に必ず入るというシーフード味を生麺と生鮮食材で再現したという呆れたメニューを食べてきた。月曜日の11時20分にお店に着き、入ってすぐの左手にある券売機でSEAFOOD950円と謎辛肉(別皿提供)150円のボタンを連打する。店内は2席だけ空きがあったので、そのうちの1席に腰かけ2枚の食券を日本語が流ちょうな東南アジア系の美人さんに渡す。
 5分余りで配膳された丼に箸とレンゲを突っ込んで味見すると、正にカップヌードルシーフード。ただ、カップ麺との違いも数点ある。1点目は、カップ麺が麺量60gなのでお湯で戻すと約2.5倍に増えることから茹で上がり150g前後と思われるのに対し、お店では茹で前で140g前後のため茹で上がりは240gくらいと圧倒的に量が多いこと。2点目は、例えばイカは、カップ麺ではうっすい足の輪切りなのが、お店はちゃんとしたイカゲソだったり、カニ蒲鉾や茹でたのか炒めたのか製法がさっぱり分からない玉子がカップ麺の数倍の大きさだったりと具材のレベルが高いこと。さらに、カップ麺だと最初から軟いのに食べている間になおさら伸びる麺が、最初はちゃんと歯応えがあって、それが徐々に伸びていくのが分かるなど生麺らしい品質を感じること。麺に関しては、「正真正銘のカンスイ入りの生中華麺です、油揚げもしてないのに、、これだけカップヌードルに寄るのは私も不思議!?本家よりかなり伸び難いですがスープを吸う様もいい感じな仕上がりです」と大至の店主さんも呟いていた。別皿で提供される追加トッピングの謎辛肉はシーフードには入ってはいないが、カップヌードルといえば「あの肉」の食感をイメージし、さらに今夏に発売されていたRED SEAFOODから連想した辛味を加えて開発したものだそう。こちらは調理工程を店主さん自らが明らかにしており、それによると、
1 乾燥おからに水と醤油を入れ豚挽肉と香辛料で和えてハンバーグ状に
2 さいの目に切りこみをいれる
3 ほぐしながらよーく炒める
4 唐辛子・ニンニク・生姜を油で炒めて肉に絡める
で出来上がりとなるそうだ。辛さがある点を除けば、醤油味のカップヌードルやカップヌードルカレーに入っている謎肉そのもの。こういう調理法でフリーズドライ製品を戻したものとほぼ同じ味わいになるとは信じられない。
 いずれにせよ、大至の柳崎店主と浅草開化楼の製麺師不死鳥カラス氏という2人の天才的変態の努力?の賜物をこうして味わえるのは超貴重な機会だ。

・お気に入り度:〇

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