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鶏白湯麺@MAIKAGURA・世田谷区千歳船橋

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Photos: 鶏白湯麺@MAIKAGURA・世田谷区千歳船橋

Photos: 味玉らーめん@とうかんや・江戸川区一之江 Photos: 味玉塩そば@金色不如帰新宿御苑本店・新宿区新宿御苑前

らーめん MAIKAGURA
  世田谷区船橋1-38-4

 東京で5本の指に入るという”見た目キレイな”を求めて千歳船橋にやってきた。ここは、昨年12月に「中華そば 西川」さんへ伺った時以来2度目の場所だ。駅から7〜8分歩いて11時15分にお店に着くと、店頭には5人が並んでいたものの想定よりも少なく、これなら一巡目で入店できると安堵した。その後も列は徐々に伸び、開店時間の11時半には16人に達していた。そのうち10人が女性とは全くの驚きでしかない。いくらモダンな感じのお店といっても所詮はラーメン屋だよー、大丈夫?と思わずにはいられなかった。入店し券売機を見ると、1段目は醤油、2段目は塩、そして3段目は鶏白湯麺と季節限定麺になっている。ネットのお薦めは鶏白湯だったので鶏白湯麺900円のボタンをポチっ。すんなりと入店出来たものの、調理は1ロット2杯のため3ロット目となり、配膳されたのは11時50分と結構な時間がかかった。まあ、椅子に座って待っているだけなので多少退屈するくらいで全く問題はない。
 麺はストレートの中細。弾力があるのでチュルチュル、プリプリとしていて、細めの麺なのにしっかりとした食感があるのは好ましい。自家製麺らしい。ただ、食べている間にだんだんと食感が弱くなっていく、伸びるというのは仕方がないにせよ残念に思う。スープは、パッと見、クリームポタージュスープ(CPS)のように思えるが、実際はシャバシャバとしていて粘度はほぼ無い。鶏の旨味は十分に引き出されているものの、当然、鶏臭さは皆無で、いわゆる濃厚系とは一線を画す出来だ。その証拠に、スープを飲み終えた後に鶏の余韻が続かない。配膳されたときにはスープに幕が張るぐらいなので、スープの濃度自体は相当高いと思われるものの、そこは上手く処理をして食べ慣れていない人にも抵抗なく食べられるように調整しているのだろう。チャーシューは肩ロースのレアチャ。しっとりと軟らかく、味わいは薄味のローストポークのようで、さっぱりとしつつ上品な肉の美味しさがじわりと味わえる。小ぶりで半個分の味玉は、それ自体は特徴がなかったが、黄身にユズ皮が一片載っているのに気づかず口に放り込むと思いがけずユズのよい香りが口中に広がり、ついついニンマリとしてしまった。
 麺量は140gあるかないかで、これなら女性でもペロッと食べられるだろう。なお、オーダーを聞いていると、女性客に人気だったのは季節限定メニューの冷製クリーム豆乳辣麺のようだ。傍目で見る限り、白っぽい冷製クリーム豆乳に、ローストポークや豆腐を盛付け、最後に辣油をセンス良く回しかけるとという出来で、男でも次回は狙いたくなる代物であった。

・お気に入り度:〇+

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