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温玉つけ麺・1.5玉@和屋・福島市

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写真: 温玉つけ麺・1.5玉@和屋・福島市

写真: 特製もやし味噌ラーメン@山岡家郡山店・郡山市 写真: しお味玉@きらら・郡山市

手打ち中華そば 和屋(なごみや)
  福島市飯坂町平野原76-1

 福島市郊外の摺上ダム近くでの仕事を終えたら昼前だった。雪がちらつく屋外に長時間いたため体が芯から冷えたので、昼食はラーメンを食べて暖まろうということになった。しかし、飯坂温泉近くのラーメン店を訪れたら定休日で、それが2軒目、3軒目と続き、4軒目のこちらでようやく入店することができた。つけ麺は値段はそれぞれ異なるものの、麺量は1玉、1.5玉、2玉から選べるので真ん中の1.5玉にした。
 麺は幅が2〜4mmほどの自家製手打ち手揉み麺。今回は少し軟らかめの茹で加減だったが、それでも水で締めてある分コシと適度な歯応えがあって軽くシコッとしていた。つけダレには香味油が層になって浮いている。香味油は鶏油のため、麺をくぐらせて食べる度に鶏の風味を強く感じるが、つけダレにははっきりと分かる酸味があるのでしつこさは感じない。つけダレの中には木口切りのネギが入っているだけで、具材は全て麺皿に載っている。チャーシューは大きめのモモ肉が3枚で、配膳直後に熱々のつけダレに投入し温めた。白河ラーメンらしく周囲を食紅で染めて軽く燻してある。僅かに締まり気味だが噛み切るのは容易で、上品な旨味と穏やかなスモークの香りがあり食べ飽きない。メンマはジャグジャグと軟らかめで味付けは薄く、特有の発酵臭はほとんど感じなかった。青菜はカイワレで、火が全く通っていないのでそのピリッとした辛さが舌をリセットしてくれる。
 配膳時にお姐さんから「スープ割りができますよ。」と言われていたので、麺と具材を食べ終えて声を掛けるとつけダレの小丼がいったん厨房に下げられた。しばらくして「おまけ入りよ。熱々だから気をつけてね。」との言葉が添えられて戻ってきた。チンされた小丼にはネギが追加された上、中途半端な大きさのモモとバラ2種類がかなりの量沈んでいて、まるで肉スープのような状態だった。昨年11月に同じものを頼んだ時もこうだったので、スープ割り用の特別サービスなのだろう。なお、スープ割りにすると、当然、味は薄まるが味わいに大きな変化は生じなかったので割りスープの種類は不明だ。このメニューには温泉玉子とトンカツのようにすり鉢に入ったゴマが添えられているので、小丼が戻ってくる合間に擦ったゴマを途中で加えて味変。最後は温泉玉子を投入して完食完飲。
 おまけのチャーシュー付きで自家製手打ち麺1.5玉900円なら何の不満もない。

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