旧東京都下水道局和泉町ポンプ所
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秋葉原の某中古カメラ店からの帰り道で偶然見かけたレンガ造りの廃墟。ネットで調べてわかったのは、この建物が、1922年(大正11年)に立てられたポンプ所であること、翌年に起こった関東大震災での消火活動に水を供給したエピソードがあること、2023年に解体予定で既に解体工事業者は決まっている、ということなどである。
手持ちでは難しい明るさだったのでカメラを固定できる場所を見つけてシャッターを切ったが、うまく水平に固定できず、傾いてしまった。このカメラは、スローシャッターも切ることができるが、セルフタイマーがないため、三脚及びレリーズがない場合には、独特のシャッターストロークの感触も相まって手振れには細心の注意が必要だ。スローでは絞り開放になるが、なかなかよく写る。この写真ではやや後ピンになってしまったが、ピントの合ったところは割としっかり写っている。
アンダー気味なのは、低温過ぎたことによる現像不足の影響だろう。本来ならもっときれいに撮れていると思われる。
【フィルム】ARISTA EDU ULTRA400(EI800)
【現像】SPD×2.5倍溶液でダークレス現像7分 室温:推定18℃
【定着】カルキ抜き約7分(6分で定着不良、再定着約1分)
2022.10.9 秋葉原
アルバム: OLYMPUS-35 EC2の作例
タグ: カメラ
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