皆様の市町村にはない道路
一見変哲もない道路のように見えます。車の走っている所は市道。その脇で蓋の付いている所は国有地。関東財務局が管轄する土地。言ってみれば国道です。。市内いたるところ網の目のように張り巡らされています。国有地の上には建造物は一切許可されません。
市道の両側には下水管、排水路、ガス管等が通ています。国有地の脇に建つ家々は、市道にある下水管やガス管に直接的に各家庭の配管を接続できません。国の許可を得るのはほとんど不可能です。そこで国有地と接していない反対側にある市道へうまく接続しなければなりません。これは、一応理解できます。
しかし、市内、網の目のように張り巡らされています。この国有地は、元来、土地開発のために設けられた排水路です。土地を乾燥させ、利用できる土地を増やすために設けたものです。昭和の初期以降には、今のような土を盛り上げての大造成は不可能だったようです。国が積極的に利用土地の拡大を図ったようです。
駅から遠くに建つ団地は大造成して、国の援助もあって出来上がっています。駅近の市街デベロッパーに頼ったよったようです。
家屋の建設は、デベロッパーが乾燥化された土地を区割りして進められました。そのため殆どの家屋は30坪です。
しかも、家屋の間の道路は袋路です。国有地があるために、行き詰まりとなります。このような道路は4m幅です(家屋の所有者同士の持ち分として分割)。もちろん、デベロッパーが家屋間の土地を市に供出して、6m道路とした所は広々として市道同士に接続されています。
このような土地は、他の市町村では見られないのでは。
Albums: 変貌する田園風景2022年
Tag: 道路
Favorite (4)
4 people have put in a favorite
Comments (1)
-
国有地と市道が隣接して、ほんとうに、珍しいですね。
詳しくは分かりませんが、何故このようになったのか不思議です。06-07-2022 19:00 AK (42)
To make comments on artworks, click Login. User registration here.