コウヤボウキ(高野箒) キク科万葉集:たまばはき(多麻婆波技、玉箒)
万葉集 : たまばはき(玉箒) こうやぼうき(高野箒) キク科
原文: 始春乃 波都祢乃家布能 多麻婆波伎 手尓等流可良尓 由良久多麻能乎
よみ: 初春(はつはる)の、初子(はつね)の今日(けふ)の、玉箒(たまばはき)、手に取るからに、揺らく玉の緒(を)
かな:はつはるの はつねのけふの たまばはき てにとるからに ゆらくたまのおを
意味: 初春(はつはる)の、初子(はつね)の今日、玉箒(たまばはき)を手に取ると、玉が揺れて音をたてます。
天平宝字2年(西暦758年)1月3日に、官人たちにより詠まれた歌のひとつです。この日は、初子(はつね: 正月の最初の子(ね)の日)にあたります。
玉箒(たまばはき)は繭(まゆだま)やガラス玉などの玉を飾りつけた箒(ほうき)です。
玉は命を象徴し、玉を緒で貫いてあるので、命長かれと祈るもの。
玉は魂。魂を掃き寄せる呪物として、タマハバキを初音の日に飾りました。養蚕を勧める意味があったようです。
天平宝字2年(空海)が、敷地内に人心を惑わすようなものを植えることを禁じたそうです。
(西暦758年)1月3日に、孝謙天皇が玉箒(たまばはき)を賜り、宴を催されました。藤原仲麻呂(ふじわらのなかまろ)が、天皇の勅(ちょく)を受けて、諸官人に「それぞれ思うように歌を作り、詩を付けるように。」と伝えました。
作者: 大伴家持(おおとものやかもち)第20巻 4493
その昔、弘法大師(空海)の教えで、和歌山県の高野山には竹、梨、胡桃、桃などの竹木がありませんでした。利潤を得る行為を戒めるという意味で、商品作物の栽培が禁じられていたのです。其のため竹箒代わりにこの「木、小低木」を使う・・・
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
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コメント (5)
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nami4radioさんへお気に入り有難う御座います。
松竹梅さんへお気に入り有難う御座います。
昔ライダーHKさんへお気に入り有難う御座います。
hamazouさんへお気に入り有難う御座います。
のゆゆさんへお気に入り有難う御座います。
トキゾウさんへお気に入り有難う御座います。2022年11月1日 14:13 ☆トミー (47)
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変わった花ですね
2022年11月1日 16:38 honda-Z(気まぐれ) (8)
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honda-Z(気まぐれ投稿)さんへコメントお気に入り有難う御座います。
変わってますね。
qwertyさんへお気に入り有難う御座います。
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サムシングさんへお気に入り有難う御座います。2022年11月1日 21:03 ☆トミー (47)
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素敵な山野草ですね\(゜ロ\)(/ロ゜)/
2022年11月2日 08:23 さといも (3)
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さといもさんへコメントお気に入り有難う御座います。
素敵な山野草ですね。
みちのく三流写真家さんへお気に入り有難う御座います。
のぶたさんへお気に入り有難う御座います。2022年11月2日 14:57 ☆トミー (47)
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