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塩竈:災害鍼マプロジェクト2日 すすまないガレキ撤去をめぐる諸事情

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写真: 塩竈:災害鍼マプロジェクト2日 すすまないガレキ撤去をめぐる諸事情

写真: 塩竈:災害鍼マプロジェクト5月2日の記録 写真: 塩竈:災害鍼灸マッサージプロジェクト5月2日 寒風沢(さぶさわ)で言葉を失う

帰りの連絡船で寒風沢の島民の方の話を聞いた。
以下、島民の方の話
津波直後は廃校の避難所は被災者であふれかえっていた。収容できないので一部は近くのお寺に行った。一部で電気、水道が通り始めたので津波をまぬがれた家の人は自宅に戻っている。体育館の避難者も連休明けには居住性がましな教室に引っ越せるだろう。
自衛隊は行方不明者捜索のために来てくれたがガレキ撤去はしない。彼らの任務ではないからだ。津波後は島民総出の人力と海苔やカキの工場に残ったフォークリフト等を使って独力で片付けたが、今以上は無理だ。島民には重機を運転できる人もたくさんいる。重機が来て、行政の仕事として雇用されればたちまち片付けてみせる。俺らは働くよ。塩竃市は漁場整備で連休明けにでも漁民の雇用を始めるという話だ。なんとかガレキ撤去の方も早くそうしてほしい。以上

過労にあえぐ市役所職員の治療をしていた私はなんとも複雑な気持ちになった。
5月10日加筆 漁場整備、航路整備がはじまったようです。島の経済の基本の海からまず着手するというのは順当なやり方だと思います。がれきはそのままでも廃校の校庭に仮設住宅を建てることはできます。優先順位をつけて仕事をしていくのはやむをえないでしょう。

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