外貨預金とは?メリットデメリット・金利・手数料をわかりやすく解説

外貨預金とはどんな資産運用なの?メリットや金利・手数料を徹底解説

外貨預金とは何?

外貨預金とは稼げるものなの?

外貨預金とはどんな金融商品なのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

日本円で銀行に定期預金しても、金利は0.002%の時代。資産運用の1つとして、外貨預金が注目されているのも納得ですよね。

外貨預金とは、日本円を、ドルなどの外国通貨に換えて預金することを言います。

ズバリ、外貨預金の魅力は、以下の2点です。

  • 日本円より高い金利を得られる
  • 円安になれば為替差益を狙える

円安が進む今にあっては、外貨預金は検討すべき投資対象です。

当記事では、外貨預金とは何かを初心者向けにわかりやすく解説します。

メリットやリスク、実際の金利なども紹介しているので、外貨預金に興味のある方はぜひ参考にしてください。

目次

外貨預金とは?基本からわかりやすく解説

まず、外貨預金とは何なのか、基本ポイントから見ていきましょう。

外貨預金とは外国通貨で預金すること

外貨預金とは

外貨預金とは、日本円貨ではなく、ドルなどの外国通貨で銀行に預金することを言います。

外貨預金って、外国の銀行かなにか使うの?

円貨を外貨建てにするのは、初心者の私には難しそう

上記のように考ている方はご安心ください。

外貨預金は日本の銀行で取り扱っており、日本円貨を外貨に換える作業も、銀行で行ってもらえます。個人で外貨建てする手間もかからないので、はじめてでも気軽に始められるでしょう。

外貨預金とは金利と為替差益を狙う資産運用

外貨預金とは、以下2種類の利益を狙う資産運用です。

  • 日本円貨より高い金利
  • 円安による為替差益
外貨預金で得られる各国通貨の金利
引用:auじぶん銀行|外貨預金とは

外貨預金の最大の魅力は、高い金利。米ドルは年利5%以上、ブラジルレアルなら年利13%以上です。投資信託より効率的という見方もできますね。

日本円で定期預金しても、年利0.002%程度です。外貨預金が人気を集めるのも当然と言えるでしょう。

また、外貨預金では為替変動による利益も狙えます。

例えば、円貨をドルに換えて外貨預金する場合で見てみましょう。

  • 1ドル=100円の時に日本円をドルに換えて外貨預金する
  • 1ドル=110円の時にドルを日本円に戻す(=10円の利益)
為替差益と為替差損

上記のように、為替相場が円安に動いた時に外貨を日本円建てに戻せば、為替差益を得られます。一言でいえば、「円の価値が下がってドルの価値が上がる」ということ。

2023年は歴史的な円安が進み、外貨預金をしていれば大きな利益が得られました。ただ、為替の動きは一方向にのみ進んでいく訳ではないため、今後の外貨預金に関しては検討が必要です。

定期預金と普通預金がある

外貨預金には、定期預金と普通預金があります。日本円を銀行に預ける時と同じですね。

一般的に、「外貨預金」とは定期預金を指します。定期預金のほうが金利が高く、外貨預金のメリットを活かしやすいためです。

普通預金の場合、金利は日本円預金とあまり変わりません。外貨預金をしたい方は、高金利の定期預金を軸に考えるのがよいでしょう。

外貨預金のメリット

外貨預金の主なメリット・特徴は、以下の5つです。

日本円貨より高い金利を狙える

みずほ銀行の外貨金利の画像
引用:みずほ銀行|外貨定期預金

外貨預金の最大のメリットは、圧倒的な金利の高さ。

下表は、みずほ銀行の外貨定期預金の金利(税引き前)です。

定期預金米ドル豪ドル
1ヶ月もの5.0%4.0%
3ヶ月もの4.5%3.5%
6ヶ月もの4.5%3.5%
1年もの4.5%3.5%
出典:みずほ銀行|円からプラン
  • 1000万円を米ドル建てで定期預金:年45万円の利益
  • 1000万円を日本円建てで定期預金:年200円の利益

同じお金を預けているのに、利益は大きく違ってきます。いかに外貨預金が効率的か、ご実感頂けたことでしょう。

外貨預金とは円安になるほど有利な投資

為替のチャート

外貨預金とは、円安になるほど有利な投資です。

上画像は、ドル円の為替チャートですが、ここ数年、円安が進行していることが分かります。

1ドル=100円の時に米ドルで外貨預金し、1ドル=150円の時に日本円に戻せば、円貨の資産は1.5倍になる計算です。

今後も円安相場が続けば、外貨預金のメリットを最大限に発揮できるでしょう。

投資信託や株よりわかりやすく買うのも簡単

外貨預金は、他の資産運用よりわかりやすく、買うのも簡単です。

「買う」と言うより、円を外貨に交換して銀行に預入れする、といったほうが正確かもしれませんね。

投資信託や株では、ある程度の専門知識が必要です。銘柄の選び方など知るべきことが多く、初心者には難しい部分もあるでしょう。

しかし外貨預金なら、銀行で外貨預金口座を作るだけ。外貨への両替も銀行がやってくれるので、手間もかかりません。金利も明示されているので、わかりやすい資産運用と言えるでしょう。

ドルやユーロなど分散投資が可能

引用:SBI新生銀行|円からはじめる特別金利プラン

外貨預金は、様々な通貨に分散投資することも可能です。

高金利の新興国通貨だけでなく、為替相場が比較的安定しているドルやユーロを加えることで、リスク分散しやすくなるでしょう。

個人でも銀行で簡単に口座開設できる

外貨預金とは、個人で簡単に始められるものです。

やり方は、日本の銀行で外貨預金口座を開設して、日本円を預入れるだけ。外貨への両替は、銀行が行ってくれます。

日本円で定期預金するのと同じ感覚で始められる点も、外貨預金のメリットと言えるでしょう。

外貨預金のデメリット・リスク

外貨預金のデメリット・リスクは、主に3つです。

円高になると元本割れリスクがある

外貨預金は、元本保証された資産運用ではありません。

外貨預金の利益は、「高い金利と為替差益」です。金利は確定している一方で、為替差益のほうは円高になると損失が出るリスクもあるので注意しましょう。

為替相場が円高傾向になった時は、外貨預金を見送るのも1つの方法です。

換金時に為替手数料がかかる

外貨預金では、「為替手数料」がかかります。

為替手数料とは、日本円を外貨に換える時や、外貨を日本円に戻す時に発生する両替の手数料です。

では、為替手数料の一例を見ておきましょう。下表は、三井住友銀行における、1通貨単位あたりの為替手数料(片道)です。

外貨店頭ネット
米ドル1円0.5円
ユーロ1.4円0.7円
ポンド4円2円
豪ドル2.5円1.25円
出典:三井住友銀行|為替手数料

上例で言えば、1米ドルに対して片道で1円(往復で2円)かかります。預金額の1~2%程度が手数料になる計算に。

ただし、ネットで外貨預金すれば、手数料が安くなる金融機関も多いです。少しでも手数料を抑えたい方は、ネットから申し込むのがよいでしょう。

原則として途中解約できない

外貨定期預金は、原則として途中解約はできません。

どうしても解約したい場合は、各金融機関に問い合わせる必要があります。途中解約できる場合でも、金利はほぼつかないとお考えください。

外貨預金の解約に関しては、「お客さまへの注意事項」などに記載されています。特に定期預金をする場合は、事前に確認しておくことが大事です。

実際の外貨預金とは?主要銀行の金利を紹介

では、実際の外貨預金とはどんな感じなのか見ていきましょう。

主要銀行における、定期預金の金利の一例をご紹介します(2023年11月3日時点)。

①三井住友銀行

満期/外貨米ドルユーロポンド豪ドル
1ヶ月1.00%0.01%0.01%0.01%
3ヶ月3.70%0.01%0.01%0.01%
6ヶ月5.30%0.01%0.01%0.01%
1年5.30%0.01%0.01%0.01%
出典:三井住友銀行

三井住友銀行などのメガバンクでは、外貨預金の金利は低めです。

それでも、2023年9月に米ドルの金利が大幅アップ。米ドルで1年預金すれば年利5.3%なので、円貨で預金するより効率的な資産運用を期待できるでしょう。

②ソニー銀行

円貨で預入れした場合

満期/外貨米ドルユーロ豪ドル南アフリカランド
1ヶ月9.00%3.00%9.00%35.00%
6ヶ月9.00%
出典:ソニー銀行

外貨で預入れした場合

満期/外貨米ドルユーロ豪ドル南アフリカランド
1ヶ月4.00%2.00%3.50%5.00%
3ヶ月4.00%2.00%3.50%5.70%
6ヶ月5.30%2.50%4.00%6.50%
1年5.30%3.00%4.00%
出典:ソニー銀行

円貨からの預入れは、驚くほどの高金利です。満期後も、そのまま外貨で定期預金を続ければ高い金利を狙えます。

複数の外貨で資産運用して、リスク分散させるのもよいでしょう。

③SBI新生銀行

円貨で預入れした場合

満期/外貨米ドルユーロ豪ドル南アフリカランドトルコリラ
1ヶ月5.00%6.00%8.00%50.00%30.00%
出典:SBI新生銀行

外貨で預入れした場合

満期/外貨米ドルユーロ豪ドル南アフリカランドトルコリラ
1ヶ月3.50%1.80%2.60%5.00%8.00%
3ヶ月4.60%2.10%3.00%5.50%8.00%
6ヶ月6.00%2.60%3.70%6.00%8.00%
1年6.00%2.90%4.00%7.00%8.00%
出典:SBI新生銀行

トルコリラなど高金利の外貨を多く取り扱ってる点も、SBI新生銀行の特徴です。

米ドルなどで手堅く運用しつつ、新興国外貨を試すのも一手。ただし新興国通貨は、為替相場の変動が大きく不安定なのでご注意ください。

外貨預金の注意点

最後に、外貨預金の注意点を3つ解説します。

外貨預金とは元本割れリスクのある投資

外貨預金とは、「金利+為替差益」を狙う金融商品です。

為替相場によっては、「為替差損」が出て元本割れするリスクもあります。

また、短期間で円貨への換金を繰り返すと為替手数料がかさみ、高金利のメリットが薄れる点にも注意しましょう。

今の円安相場が続くとは限らない

2023年11月時点で、為替相場は1ドル=150円を突破。歴史的な円安が進行しています。

しかし、2023年12月には140円付近まで下落するなど、波は非常に激しくなっています。

今の円安の為替相場がずっと続くとは限りません。上記のように円高の徴候が出た時は、様子見するのも1つの方法です。

米ドル建て以外にも分散投資するのがおすすめ

外貨預金は、米ドル建て以外でも運用して、リスク分散することをおすすめします。

複数の外貨で運用すれば、為替変動リスクを比較的抑えられるでしょう。

また、投資信託や債券など、外貨預金以外に分散投資することも重要ポイントです。

まとめ:外貨預金とは

外貨預金とは、日本円を外国通貨に換えて預金することを言います。

外貨預金は、円貨より高い金利を狙える点が魅力。また、為替相場が円安になれば、為替差益も得られます。

日本の銀行を使って個人で簡単に始められるので、初心者にも向いているでしょう。

ただし、外貨預金には円高による元本割れリスクもあります。リスク分散させるために、複数の外貨で運用する方法もおすすめです。

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