個人向け社債の買い方とは?メリットやリスク・利回りランキングも紹介

個人向け社債の買い方・購入方法は?メリットやデメリットも解説!

個人向け社債は、日本国内の企業が発行する債券(借金)に投資する資産運用です。

個人向け社債に関する情報は少ないため、買い方が分からない方も多いのではないでしょうか。

個人向け社債は、SBI証券や楽天証券などの証券口座を開設して購入する買い方が一般的です。

当記事では個人向け社債の詳しい買い方の他、情報の集め方、メリット・デメリットを解説。「社債の入門講座」として気楽に読んでください。

また、個人向け社債の最新の利回りランキング一覧も紹介。これを読めば、個人向け社債の買い方が分かり、疑問点もスッキリ解消するでしょう。

目次

個人向け社債はどこで買える?買い方を解説!

「個人向け社債はどこで買えるの?」と気になる方へ向けて、買い方・購入方法を解説します。

個人向け社債の買い方はとても簡単。手順は以下の通りです。

個人向け社債の買い方
  • 証券会社で口座開設する
  • 証券会社に入金する
  • 個人向け社債の銘柄を選んで購入する

SBI証券や楽天証券など、証券会社で口座開設して入金すると準備は完了。あとは証券会社において、個人向け社債の告知・販売されるタイミングで購入するだけです。

個人向け社債がいつ販売されてもいいように、先に証券会社の口座開設だけ済ませておくのもよいでしょう。

上記のように、個人向け社債の買い方自体は簡単ですしかし、社債の種類によって買い方(買うまでの準備)は変わるのでご注意ください。

個人向け社債には、大きく2種類の債券があります。

新発債と既発債
  • 新発債券:今後販売される債券
  • 既発債券:いま販売中の債券

以下で、それぞれの買い方を見ておきましょう。

新発債券の買い方

SBI証券で個人向け社債を買う方法

「新発債券」は、これから販売が開始される債券です。

上図のように、証券会社サイトの「債券」より「新発債券」を選択すれば、販売予定の銘柄一覧が表示されます。

新発債券の買い方における最大のポイントは、情報入手です。これがすべてと言っても過言ではないでしょう。個人向け社債の情報入手の方法は、主に以下の3つです。

  • 証券会社のWebサイトをチェックする
  • 社債の発行実績のある会社の公式サイト(IR情報)を確認する
  • 証券会社の営業窓口で確認する
社債情報
引用:三菱UFJ信託銀行|社債情報

社債情報は、発行体の企業の公式サイトに掲載されています。直近で発行実績のある企業に絞って、たまに情報収集しておくのもよいでしょう。

ソフトバンクや大手銀行の個人向け社債は、利回りがよく信頼性も高いため、大変な人気となります。販売初日、早ければ数時間で完売するとお考えください。

証券会社によっては事前予約もできます。完売確実の個人向け社債は、予約しておくのもおすすめの買い方です。

既発債券の買い方

既発債券の買い方

「既発債券」は、既に販売開始していて、価格変動しながら証券会社で売られている債券です。

証券会社の「債券」より「既発債券」を選択すれば、販売予定の銘柄一覧が表示されます。

既発債券は新発債券と比べると、時間的に余裕のある買い方が可能です。一刻を争うようなことは少ないでしょう。

個人向け社債は、証券会社ごとに取り扱い銘柄が異なります。複数の証券会社を見ながら、満期日や利回りなどを慎重に比較・検討する買い方がおすすめです。

個人向け社債のおすすめの買い方

次に、個人向け社債のおすすめな買い方を3つ解説します。

おすすめの買い方①社債の種類を決める

まず、個人向け社債の種類を決めることが重要ポイントです。

種類とは「新発債券」「既発債券」を言います。どちらの個人向け社債を購入したいか、投資方針を決定しましょう。それぞれのメリット・デメリットは、以下を参考にしてください。

新発債券のメリット・デメリット
  • 購入価格が10万円・100万円で固定&利率も変動しないため、投資計画を立てやすい
  • 高利回りの銘柄は多いが販売直後に完売する
  • 情報入手と迅速な購入が必須
既発債券のメリット・デメリット
  • 満期までの時間が短いので短期~中期運用したい方におすすめ
  • 新発債券より安い価格で購入できることも多い
  • 証券会社サイトの銘柄一覧を見ながらじっくり検討できる
  • 新発債券ほどの高利回りは期待できない

おすすめの買い方②複数の証券会社で情報収集する

複数の証券会社で情報収集しよう

個人向け社債の買い方としては、複数の証券会社で情報入手する方法をおすすめします。

個人向け社債は、証券会社によって取り扱い銘柄が異なるためです。SBI証券にはなかったのに楽天証券では販売されている、なんてこともよくあります。

多くの証券会社で情報収集すれば、高利回りの銘柄を見つけやすくなるでしょう。

おすすめの買い方③購入金額10万円の社債から始める

「個人向け社債を低リスクで始めたい」方は、購入価格が10万円の銘柄から始めるのもおすすめです。

個人向け社債は、購入価格100万円の銘柄が多いものの、10万円~50万円程度で買える銘柄もあります(先述のランキング一覧で言えば、楽天・GMO・SBIなどは低価格)。

価格の安い個人向け社債なら、比較的リスクを抑えた運用ができるでしょう。

個人向け社債のメリットとデメリット(リスク)

債券とは

債券投資は、大きく分けると以下の4種類に分けられます。

債券の種類債券の発行体
個人向け社債日本企業
外国社債外国企業
個人向け国債・公債日本政府・公共団体
外国債・公債外国政府・公共団体
債券投資の種類

個人向け社債とは、日本国内の企業が発行する債券を購入する資産運用です。「国内の民間企業にお金を貸してあげる投資」と考えてよいでしょう。

個人向け社債の仕組みは、以下の通りです。

  • お金を貸してほしい企業が債券という形で投資を募集する
  • 投資家が債券(有価証券・借用書のようなもの)を購入する
  • 投資家は見返りとして一定期間ごとに利子を受け取る
  • 満期になると元本が返金(償還)される

あくまで企業にお金を貸すだけなので、株式投資とは違い、株主総会での議決権や優待サービスはありません。

個人向け社債は満期まで保有すれば、発行体の企業が経営破綻しない限り元本保証されるため、比較的リスクの低い資産運用といえるでしょう。

個人向け社債のメリット

個人向け社債には、以下5点のメリットがあります。

個人向け社債のメリット
  • 元本割れリスクが低い
  • 国債より利回りが高い
  • 信頼性ある企業の社債が多い
  • 資産運用のポートフォリオに組み込みやすい
  • 証券会社で口座名義変更すれば相続もできる

個人向け社債の最大のメリットは、比較的リスクを抑えて資産運用できる点です。債券の発行体である企業が倒産しない限り、満期時に元本が償還されます。

また、個人向け社債の利回りは、おおよそ0.3%~2%程度。一方、個人向け国債は、10年満期でも0.6%前後です。国債より高い利回りを狙いたい方にも向いているでしょう。

個人向け社債は、資産運用のポートフォリオを組む際にも重宝します。「低リスクの資産運用も組み込みたい」方におすすめですよ。

個人向け社債のデメリット(リスク)

個人向け社債には、以下5点のデメリットもあります。

個人向け社債のデメリット
  • 国債よりは元本割れリスクがある
  • 中途解約がしづらい
  • 最低購入価格が高い
  • 他の資産運用より利回りは低め
  • 情報入手が難しく買い方が分かりにくい

個人向け社債は、政府が発行する国債と比較すると、信頼性は若干落ちるでしょう。

また、中途解約する場合は、証券会社経由で買い手を見つけなければなりません。売却価格が安くなると元本割れリスクもあるので、注意が必要です。

上記に加えて、最低購入価格が10万円~100万円と高い点もデメリットと考えられます。個人向け社債は、資金に余裕のある方向きの資産運用と言えそうです。

個人向け社債の利回りランキング一覧【2023年度最新版】

個人向け社債の利回りランキング一覧を紹介します。

下表は、2023年度の個人向け社債のランキング上位10社の一覧です。同じ会社が複数の社債を発行している場合は、利回り上位の銘柄を記載しています。

会社名利率利率起償日
ソフトバンクグループ4.75%100万円2023年4月14日
楽天グループ3.30%50万円2023年1月27日
三井住友フィナンシャルグループ1.758%100万円2023年10月13日
三菱UFJフィナンシャル・グループ1.672%100万円2023年9月1日
GMOインターネットグループ1.60%100万円2023年3月1日
GMOフィナンシャルホールディングス1.52%10万円2023年6月6日
みずほフィナンシャルグループ1.412%100万円2023年6月29日
SBIホールディングス1.28%10万円2023年9月8日
光通信1.11%100万円2023年5月26日
日産自動車1.015%100万円2023年1月20日
出典:日本証券業協会|公社債発行銘柄一覧

※2024/02/14時点

誰もが知る有名企業ばかりですね。一覧表を見て、「社債=借金=リスクがある」というイメージがだいぶ変わったのではないでしょうか。

ランキング一覧では、ソフトバンクなどのIT系企業と、三菱UFJなどの大手銀行が上位を占めていますね。

ソフトバンクは上半期こそ大きな赤字となっていますが、経営体力のある会社ですので、さほど心配ないでしょう。

大手銀行も、年間数千億円の黒字経営を続けているので、信頼性は高いといえそうです。

定期預金や国債では、1%未満の利回りしか望めません。個人向け社債は、年利1%以上かつ低リスクな環境で資産形成したい方に向いているでしょう。

個人向け社債の利回りランキングの各企業については、以下の記事で詳しく解説しています。

個人向け社債に関する注意点

最後に、個人向け社債について注意点を5つ解説します。

ソフトバンクなど人気の社債はすぐ完売する

ソフトバンクや三菱UFJなど大手優良企業の社債は、人気・利回りともに高いため、すぐに完売するのでご注意ください。

証券会社サイトや窓口で情報入手しておき、可能なら予約しておく買い方がおすすめです。

購入価格100万円の銘柄が多い

基本的に、個人向け社債は購入価格100万円の銘柄が中心となっています。

国債より投資資金が必要なので、ある程度お金に余裕が出てから始めるのもよいでしょう。

選び方より情報入手が重要

個人向け社債は、銘柄が限定的です。満期日・利回り・価格などの条件や企業業績さえ確認すれば、銘柄選びで悩むことは意外と少ないかもしれません。

むしろ選び方より重要なのは、情報入手です。気付いたら販売終了ということがないよう、証券会社サイトや企業IR情報をチェックしておきましょう。

中途解約には価格変動リスクがある

個人向け社債は、販売後に価格が変動します。いつも同じ価格で購入できるわけではないので、お気をつけください。

特に要注意なのは、中途解約時です。満期までに解約すると、元本割れリスクも発生します。

例えば、個人向け社債を100万円で購入し、価格が95万円の時に売却すれば5万円の損失ですよね(利子は除く)。

上記の場合、満期まで保有していれば、元本の100万円が返金されます。価格変動リスクを避けたい方は、中途解約をしないほうがよいでしょう。

長期・分散投資するのも1つの方法

個人向け社債は、満期まで保有して利子を受け取り、長期的にお金を増やす資産運用です。短期間で購入・売却を繰り返すより、長期的な考えで気長に取り組むことをおすすめします。

また、1つの銘柄だけでなく、複数の銘柄に分散投資するのも1つの方法です。多くの銘柄に分散投資すれば、万が一の場合のリスクヘッジをしやすくなるでしょう。

まとめ:個人向け社債の買い方

個人向け社債は、国内企業の発行する債券を購入する資産運用です。

国債より高い利回りが期待できるうえ、企業が経営破綻しない限りは元本保証されます。比較的リスクの低い投資方法と言えるでしょう。

個人向け社債は購入価格が10万円~100万円と高いため、資金に余裕のある方におすすめします。

個人向け社債の買い方・購入方法は、以下の通りです。

  • 証券会社で口座開設する
  • 証券会社に入金する
  • 個人向け社債を選んで購入する

買い方自体は簡単ですが、難しいのは情報入手。複数の証券会社サイトで情報収集するようにしましょう。

2023年利回りランキング一覧でご紹介した企業に目星を付けておき、企業の公式サイトで情報入手する方法もおすすめです。

以下の記事では社債で利回り10%越えの債券なども紹介していますので是非ご参考ください。

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引用:BMキャピタル公式

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