貯金が3000万円を超えたら?おすすめの資産運用方法やシミュレーションを解説

貯金3000万円を超えたら?おすすめの資産運用方法やシミュレーションを解説

貯金3000万円を超えたら資産運用を始めるべき?

3000万円でおすすめの資産運用方法は?

貯金が3000万円を超えたら、資産運用を検討する方も多いのではないでしょうか。

今はインフレが進んでおり、貯金だけでは実質資産が目減りする時代です。資産運用でお金を増やすことは、とてもよい選択と言えるでしょう。

貯金が3000万円を超えたら、その資産を使って資金効率のよい運用を期待できます。利回りが低くても資金力を活かせるので、大きな利益も狙えるでしょう。ただし、投資にはリスクも付き物。できるだけリスクを抑えたいものですよね。

当記事では、貯金3000万円が超えたら始めるべき、おすすめの資産運用方法を7つご紹介します。

資産推移シミュレーションや、リスクを抑えて投資するための方法・コツも徹底解説しているので、悩んでいる方はぜひご活用ください。

目次

貯金が3000万円を超えたら資産運用しよう

結論から言うと、貯金が3000万円を超えたら資産運用がおすすめです。

なぜ貯金が3000万円を超えたら資産運用がおすすめなのか、まずはその理由から見ていきましょう。

貯金3000万円だけではリスクがある

総務省統計局 消費者物価指数
引用:総務省統計局|消費者物価指数

1つ目の理由は、3000万円を貯金するだけではリスクがあるため

「貯金にリスクがある」とは思っていなかった方も多いことでしょう。しかし、インフレリスクと円安リスクによって、貯金3000万円の価値は変わるのです。

上画像のように、今の日本はインフレ全盛期。2022年と2023年は、3%~4%も物価が上がっています。日銀は年2%の物価上昇を目標にしているので、この先もインフレが続く可能性は高いでしょう。

仮に2%の物価上昇が10年続けば、貯金3000万円の資産価値は、約20%も下がります。何も資産運用しなければ、実質2400万円になるわけです。

2021年以降円安が急激に進んでいる

また、3000万円の貯金には、円安リスクも伴います。

2022年以降は急速に円安が進み、今や1ドル=150円に。数年前の1ドル=100円と比較すると、円の価値は3割以上も下落しています。

すでに、3000万円の価値は2000万円程度に下がったということですね。海外旅行がお好きな方なら理解しやすいのではないでしょうか。

日本円で貯金することは、「円に投資する」のと同じです。今の円安相場で日本円に投資することは、リスクが高いと言わざるを得ないでしょう。

資産運用は貯金より利回りがよい

2つ目の理由は、資産運用のほうが貯金より利回りがよいため

2023年11月に大手銀行の金利は0.20%に引き上がったものの、定期預金で3000万円を運用しても、1年の運用益は6万円です。効率的な資産運用とは到底言えないでしょう。

一方、3000万円を資産運用に回せば、貯金よりはるかに高い利回りを期待できます。

下表は、主な資産運用における年利一覧です。利回りは商品によって異なるので、大体の目安としてご覧ください。

資産運用方法年利回り
ヘッジファンド10%~20%
個人向け国債0.1%~0.5%
個人向け社債1%~5%
外国債券1%~4%
外貨預金2%~4%
投資信託3%~8%
不動産投資信託(REIT)2%~6%
株式投資3%~5%
不動産投資4%~5%

仮に、3000万円を利回り5%で資産運用すれば、1年でも150万円増えます。

資産運用なら、年間利益100万円以上を達成できる可能性は十分にあるでしょう。

貯金が3000万円あればリスクを抑えられる

3つ目の理由は、貯金が3000万円を超えたらリスクを抑えられるため

資産運用では、リスクとリターンは比例します。ローリスクならローリターン、ハイリスクならハイリターンといった感じです。

資金が3000万円を超えたら、利回り・リスクの低い方法でも大きな利益を狙えます。

金融商品のリスクとリターンの関係

例えば、比較的リスクの低い「個人向け社債」で、年利回り1%で10年複利運用したとしましょう。これだけで、お金は300万円以上も増えます。

資産が少なければハイリスクで勝負せざるを得ませんが、3000万円を超えたら、利回りの小さいローリスクの投資が可能です。

また、資金が3000万円もあれば、複数の資産運用を併用できるというメリットも。運用先を多くすることで、リスクを分散させやすくなるでしょう。

上記のように、リスクを抑えられるのは、3000万円という資金力があってこそ。投資資金の多さは、資産運用で大きな強みとなります。

10年で2000万円~3000万円増やすことは十分に可能

4つ目の理由は、10年運用すれば2000万円~3000万円増やすことも可能なため

3000万円を銀行預金で貯金するだけでは、10年で60万円程度しか増えません。

しかし資産運用の場合、10年運用すれば2000万円程度の利益は十分に狙えるでしょう。詳細は後述のシミュレーションで解説しますが、利回り8%なら10年運用で3000万円も増えます。

利回り10%以下であれば、個人投資家でも達成できる水準です。まず、資産を2倍に増やすことを目標にするのもよいでしょう。

40歳以下で貯金3000万円ならセミリタイアを目指せる

5つ目の理由は、40歳以下で貯金3000万円なら、運用次第でセミリタイアを目指せるため

会社員を辞めてFIREしたい」「セミリタイアしてゆるい人生を送りたい」と考える方は、結構多いのではないでしょうか。FIRE・セミリタイアできれば、自由な人生を送れますからね。

ただし、貯金が3000万円だけでは、FIRE・セミリタイアは難しいのが実情。仮に55歳でセミリタイアして90歳まで続く人生をシミュレーションしてみましょう。

総務省統計局 家計調査報告
引用:総務省統計局|家計調査報告

まず、夫婦だけで生活するとして、セミリタイア後に最低月27万円はかかります。

また、年金支給開始の65歳以降で考えると、年金額はざっくり月20万円(夫が会社員・妻が専業主婦)なので、月7万円の不足です。

上記を考慮してシミュレーションした計算結果は、下記の通り。

  • 55歳~65歳:月27万円×12ヶ月×10年=3240万円
  • 65歳~90歳:月7万円×12ヶ月×25年=2100万円
  • 不足金額:計5340万円

少し余裕を見るとすると、55歳時点で6000万円ほどの資産がないとセミリタイアできません

しかし、40歳から3000万円を15年運用すれば、資産を6000万円にすることは可能です。セミリタイア時の退職金も加味すると、55歳で資産6000万円を達成できれば、余裕ある老後を送れるでしょう。

貯金が3000万円を超えた人におすすめの資産運用7選!

貯金3000万円で始めるおすすめの資産運用を解説します。

3000万円という資金力を活かしやすいおすすめの資産運用は、以下の7つです。

貯金3000万円で始めるおすすめの資産運用7選

ヘッジファンド

ヘッジファンドとは
最低投資金額1000万円
購入先投資会社
リスク・リターン中~高い
運用期間中期~長期

3000万円という資金力を活かしたい方には、ヘッジファンドもおすすめします。

ヘッジファンドは「お金持ちだけが参加できる投資信託」のようなもの。投資最低額は500万〜1000万円ですが、貯金が3000万円以上あれば余裕を持って投資できるでしょう。

投資信託との違いは以下の通り。

スクロールできます
比較項目ヘッジファンド投資信託
募集方法私募公募
人数制限最大499人までなし
購入先投資会社・ヘッジファンド銀行・証券会社・郵便局
投資対象株式・債券・金・先物など様々株式が中心
投資手法あらゆる手法ロング(買い)中心
利益目標絶対利益相対利益
想定利回り10~20%3~8%
手数料投資信託より高いヘッジファンドより安い
ヘッジファンドと投資信託の違い

ヘッジファンドの最大のメリットは、10%以上という高い利回り。これほど高い利回りを狙える理由は次の通りです。

  • 私募形式なので金融庁の規制を受けず、投資手法の自由度が高い
  • アクティビスト・アービトラージなどあらゆる手法で利益追求する
  • 下落相場でもショートなどで利益を目指す
  • 株式以外にも債券や金など投資対象が多くリスク分散できる
  • 投資のプロ中のプロの人達が運用している

下落相場でも利益を狙えるのは大きいですよね。ヘッジファンドの中には、コロナショックの下落相場ですら利益を出した会社もあります。

先述のシミュレーション解説でもお伝えしましたが、「年利10%・13年運用」なら億り人達成です。

しかしヘッジファンドといえども10年以上も利回り10%を継続するのは簡単ではありません。

しかし長期運用すれば、他の投資先より高い利回りが期待できます。

筆者おすすめのヘッジファンドは次の2社で、どちらも手堅く運用できる投資先です。

ヘッジファンド特徴公式サイト
BMキャピタル10年以上の運営実績を持つ老舗ヘッジファンド公式
ハイクアインターナショナル事業融資で手堅いリターンを狙う新興ファンド公式

以下の章で詳しく解説します。

BMキャピタル

BMキャピタル公式HP
(出典:BMキャピタル)
運用開始2013年
投資対象日本株(バリュー株)
年間利回り10%以上
最低投資額1000万円
※1000万円未満の相談可
公式サイトBMキャピタル公式サイト

BMキャピタルは2013年創業の老舗ヘッジファンド。

運営歴が10年以上あるにも関わらず、運用成績がマイナスになった年が1度もない「絶対収益」を実現している安定感のあるヘッジファンドです。

BMキャピタルは、バリュー株投資をメインに平均利回り10%以上の運用実績があります。

バリュー株とは?

企業価値が高い割に株価が正当な評価を受けていない割安株のこと。株価下落リスクが低く、株価上昇の可能性が高いため長期運用でリターンが得られやすい。

国内のヘッジファンドの中では歴史が古く、運用成績が安定していることからBMキャピタルが一番おすすめのヘッジファンドです。

無料の資料請求や運用の相談でより詳しい情報を得られますので、まずは公式サイトから問い合わせてみてください。

ハイクアインターナショナル

運用開始2023年
投資対象ベトナム企業
年間利回り12%
最低投資額500万円
公式サイトハイクアインターナショナル公式サイト

ハイクアインターナショナル(以下、ハイクア)は、親会社であるSAKUKO VIETNAM(以下、SAKUKO)への貸付利息を投資家に利益として還元するファンドです。

SAKUKOはベトナムに進出した日系企業で、日本製品の販売店やスイーツ店、ホテルを多数展開。メディアにも取り上げられています(「SAKUKO VIETNAM」で検索してみてください)。

投資家はハイクアに投資し、ハイクアはそのお金をSAKUKOに融資します。SAKUKOはこの資金を元手に事業を拡大し、ハイクアに利息とともに返済し、ハイクアは投資家に年利12%で配当として還元します。

配当の12%は3カ月ごとに3%ずつ受け取ることも、再投資に回すことも可能。再投資に回せば、6年で約2倍に増やせる計算になります。

ハイクアインターナショナルのメリット①年利12%を年4回3%ずつ受け取れる

金融商品への投資ではなく、経済成長著しいベトナム企業への融資という投資案件のため、格段にリスクが低く堅実なリターンが期待できます。

最低投資額も500万円からと他のヘッジファンドと比較しても始めやすい金額設定ですので、投資初心者におすすめです。

無料の資料請求やオンライン面談では、ハイクアやSAKUKOのより詳しい情報が得られますので、ぜひ問い合わせてみてください。

ヘッジファンドへの投資には500万〜1000万円以上のまとまった資金が必要になります。

大切な資金を預けるわけですからじっくり検討してから出資したいですよね。

資料請求運用の相談は無料ですので、複数のヘッジファンドに問い合わせてから比較検討することをおすすめします。

ぜひ公式サイトから問い合わせてみてください。

ヘッジファンド特徴公式サイト
BMキャピタル10年以上の運営実績を持つ老舗ヘッジファンド公式
ハイクアインターナショナル事業融資で手堅いリターンを狙う新興ファンド公式

上記2社以外のヘッジファンドは以下の記事で紹介しています。

債券投資

最低投資金額個人向け国債:1万円
個人向け社債:10万円~100万円
外国債券:10万円程度~
購入先個人向け国債:証券会社・銀行・郵便局
その他債券:証券会社
リスク・リターン個人向け国債・社債:低い
外国債券:低い~高い
運用期間中期~長期

債券投資とは、国や企業が発行する債券を買い、見返りとして利子を受け取る資産運用です。

債券は、借用証書のようなもの。つまり、国や企業にお金を貸してあげる投資です。

債券には、大きく4種類の投資方法があります。

債券の種類

個人向け国債

個人向け国債とは

個人向け国債は、日本政府が元本保証しています。数ある資産運用の中でも、最も安全な資産運用と言えるでしょう。

厳密には、日本が破綻すれば元本保証されないリスクはあります。ただ、現実的にはほぼあり得ないことなので心配することはないでしょう。

1年経過すれば、中途解約もできます。資金を動かしやすい点も個人向け国債のメリットです。

ただし、個人向け国債はローリスクなので、大きなリターンは望めません。下表は、2023年11月募集の個人向け国債の金利一覧です。

満期期間金利(税引前)
10年満期0.60%
5年満期0.42%
3年満期0.19%
出典:財務省|個人向け国債(2023年11月募集)

3年満期では、銀行の定期預金と変わりません。10年満期でも年利0.6%という低金利です。単純計算ですが、3000万円で10年運用した時のシミュレーションは以下の通り。

3000万円×年利0.60%×10年=180万円

資金力のおかげで、低金利でも180万円の運用益は得られます。ただ、10年という期間を考えると、効率的な運用とは言いづらいでしょう。

個人向け国債は、大きくお金を増やしたい方にはおすすめしません。一方で、資産運用の第一歩を安全に踏み出したい方、手堅く運用したい方には向いているでしょう。

個人向け社債

社債とは

債券投資の中でおすすめしたいのが、個人向け社債です。

日本国内の企業が発行する債券を買い、定期的に利子を受け取りつつ満期になると元本が返ってきます。

発行体が企業なので、国が発行する個人向け国債より安全性は若干下がるとお考えください。

経営破綻のために元本を返金できない(デフォルト)会社も稀にあるので注意しましょう。JALや武富士はその一例です。

とは言え基本的には、満期まで保有すれば経営破綻しない限り元本保証されます。経営状態を確認して、安全性の高い会社を選ぶことが重要です。

では、直近1年間に発行された個人向け社債の具体例を見てみましょう。

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会社名年利債券金額
ソフトバンクグループ4.75%100万円
楽天グループ3.30%50万円
ルノー2.80%100万円
三井住友
フィナンシャルグループ
1.758%100万円
三菱UFJ
フィナンシャル・グループ
1.672%100万円
楽天カード1.65%10万円
GMO
フィナンシャルホールディングス
1.52%100万円
みずほ
フィナンシャルグループ
1.412%100万円
SBIホールディングス1.28%10万円
三井住友
トラスト・ホールディングス
1.149%100万円
光通信1.11%100万円
日産自動車1.149%100万円
出典:日本証券業協会

大手有名企業がズラリと並んでいますね。債券金額は100万円単位の企業が多いですが、資金が3000万円あるのでまったく問題ないでしょう。

個人向け社債で資産運用するなら、おすすめは三菱UFJ三井住友などのメガバンクです。メガバンクをおすすめする理由は3つあります。

  • 超大手の優良企業なので信頼性・安全性が高い
  • 国内債券の中では利回りがよい(年利が1.5%前後)
  • 1年で複数回、社債を発行している

メガバンクは、毎年数千億円もの純利益を出している優良企業です。経営破綻する可能性は極めて低いでしょう。

また、個人向け社債を発行している他社と比較すると、利回りが高い点も魅力です。直近実績では年に2回以上は発行しているので、購入チャンスも多くあります。

では、3000万円で個人向け社債を買い、年利1.5%で10年運用した時をシミュレーションしましょう。

3000万円×年利1.5%×10年=450万円

10年の運用益は450万円です。低リスクの資産運用としては、かなり効率的ではないでしょうか。

ただし、注意点が1つ。利回りの高い社債、ましてやメガバンクの社債ともなると、かなり人気を集めます。販売当日に完売する可能性が高いので、事前に情報収集しておくことが大事です。

社債の募集・告知は各社公式サイトでされるので、たまにメガバンクのHPをチェックしておくことをおすすめします。

外国債

外国債とは

外国債は、日本国債より高い利回りを狙える点がメリット。外国の債券であっても、日本の証券会社で購入可能です。

国家財政の破綻は、そう発生するものではありません。ただし、2022年のスリランカのような破綻例もあるので、日本国債より若干リスクが伴うと考えておいたほうがよいでしょう。

とは言え、先進国の国債なら、安全性はある程度確保されていると見てよいでしょう。特に米国債は、発行体がアメリカなので信頼性も高いと言われています。

下表は、先進国の国債利回り一覧です。

外国債年利
米国債3年4.619%
米国債10年4.396%
イギリス国債10年4.219%
フランス国債10年3.103%
イタリア国債10年4.300%
出典:楽天証券(2023年11月28日時点)

非常に魅力的な高利回りとなっていますね。日本国債より若干リスクがある点を許容できれば、3000万円の資産運用の中に、外国債という選択肢を入れるのもアリでしょう。

外国社債

外国社債とは

外国企業の債券を買う「外国社債」も、かなりおすすめの資産運用です。

「外国企業の債券って、安全性はどうなの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

しかし、外国債券も債券投資の1つなので、その会社が経営破綻しない限り元本保証されます。

では、外国社債の一例を見てみましょう。

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会社名年利単価満期までの
残存年数
アップル4.376%88.995.8年
マクドナルド4.597%90.135.8年
インテル4.769%100.212.2年
コカ・コーラ4.368%96.963.3年
アマゾン・ドット・コム4.528%84.797.4年
BMW米国キャピタル4.988%80.777.7年
スターバックス4.828%99.789.2年
ファイザー4.639%81.447.7年
ゴールドマン・
サックス・グループ
5.580%97.641.9年
メタ・プラットフォームズ5.600%104.8429.5年
出典:SBI証券|外貨建て債券

こんな超大手企業が高利回りの社債を発行してるの?」と驚いたはず。先ほどの不安も吹き飛んだのではないでしょうか。

世界的企業のアップルやマクドナルドが、経営破綻するとは考えづらいですよね。もちろん、万が一がないとは言い切れませんが、極めて安全性は高いと見てよいでしょう。

ちなみに、上表の「単価」は、債券価格を100とした時の購入価格を指します。

例えば、アップルなら単価が88.99なので、債券価格の88.99%の金額で購入できるということ。満期時に受け取れるお金は100です。つまり、購入時より約1割増しのお金を受け取れることに。

年利回り4%~5%・満期まで5年前後の海外社債は、資産運用におすすめです。仮に「資金3000万円・年利4%・5年運用」でシミュレーションしてみましょう。

3000万円×年利4%×5年=600万円

5年で600万円の運用益です。ある程度の安全性がある資産運用としては、かなり効率的と言えるでしょう。

もちろん、3000万円全額を海外社債だけで資産運用するのは、リスク分散の視点からあまりおすすめしません。

しかし、3000万円のうちの1000万円で海外社債を買うといった方法で投資すれば、リスク分散しつつ高い利回りも狙えるのではないでしょうか。

外貨預金

外貨預金とは
最低投資金額1ドル~
購入先銀行
リスク・リターン円安時:低い
円高時:中
運用期間短期~中期

外貨預金は、日本円を外国の通貨に換えて定期預金する資産運用です。

今は円安が進んでいるので、外貨預金を選択肢に加えるのも効果的でしょう。

外貨預金のメリットは、以下の2つです。

外貨預金のメリット
  1. 日本円より高い金利で預金できる(例:米ドルなら約5%)
  2. 円安になれば日本円へ換金時に為替差益を得られる

上記のうち、1は元本保証されていて確実に利益を得られます。一方、2は為替相場次第です。運悪く円高相場になれば、日本円に換金した時に元本割れするリスクがあるので注意しましょう。

為替差益と為替差損

2022年~2023年の為替相場は、急速に円安が進んでいるものの、この先も円安が続くとは限りません。外貨預金で運用する際は、為替相場の状況も意識しておきましょう。

金投資

金投資とは
最低投資金額1万円程度
購入先宝飾店・証券会社など
リスク・リターン
運用期間短期~長期

貴金属の金(ゴールド)への投資方法は、主に以下の4種類あります。

  • 現物買い:金地金(バー)を現物で買う方法
  • 純金積立:毎月少額ずつ積立で買う方法
  • 金ETF:上場投資信託で金関連の銘柄を買う方法
  • CFD取引:金の価格差を狙った短期売買(FX)
三菱マテリアル 金価格
引用:三菱マテリアル|金価格

上画像のように、金価格は20年間で700%以上も上昇。単純計算では年利35%という驚異的な利回りです。

仮に、2003年に3000万円で金を買って2023年に売却した場合、資産は2億円以上になっていました。金は有事の際の安全資産と考えられているため、今後も大崩れはしにくいでしょう。

3000万円という資金力を活かすなら、現物買いがおすすめ。百貨店や宝飾店で販売しています。現物を資産として保有できる点もメリットです。

価格が下落した時は保有し続けて、上昇した時に現物を売れば利益を得られます。もちろん、いざという時の切り札として長期間保有するのも1つの方法です。

投資信託

投資信託とは
最低投資金額1万円程度
購入先証券会社・銀行・郵便局
リスク・リターン低い~高い
運用期間中期~長期

投資信託では、投資家の資金をプロが取りまとめて運用し、運用益が投資家へ分配されます

運用をプロにお任せできるので、資産運用の初心者にもおすすめです。

投資信託の対象は、株式債券不動産など。不動産投資信託は「REIT」とも呼ばれます。

3000万円の資産運用で投資信託を選ぶ場合は、多くの銘柄に分散投資する方法がおすすめです。例を見ておきましょう。

  1. 株式銘柄1000万円
  2. 株式銘柄・債券銘柄・不動産銘柄に各1000万円

上記1では、株式相場が下落すると、大きな損失を被ります。一方2なら、債券や不動産がカバーしてくれるケースも出てくるでしょう。

資金が3000万円もあるので、1点集中ではなくリスク分散させる方法をおすすめします。

株式投資

株式投資とは
最低投資金額1万円程度
購入先証券会社
リスク・リターン配当金狙い:低い~中
売却益狙い:中~高い
運用期間中期~長期

株式投資は、会社の株券を買う資産運用です。主に以下2つの利益を狙います。

  • 配当金:業績に応じて定期的に受け取れるお金
  • 売却益:株価が安い時に買い、高い時に売ることで得られる値上がり益

株価は常に変動するため、売却益を狙うのは難易度も高め。そこでおすすめしたいのが、配当金を狙う投資法です。

大手優良企業であれば、株価に関わらず安定的な配当金を期待できます。直近で見ても、トヨタ自動車や任天堂などの配当金利回りは、毎年3%~4%です。3000万円で運用すれば、毎年100万円前後の利益に。

株式投資は、売却益狙いではなく、配当金狙いで長期運用することをおすすめします。

不動産投資

不動産投資
最低投資金額数百万円程度
購入先不動産販売会社
リスク・リターン
運用期間長期

不動産投資は、マンションやビルを購入し、貸し出すことで貸借料を得る資産運用です。

マンション一棟を丸ごと買うとなると、億単位のお金が必要となりリスクも高まります。

リスクを抑えた資産運用をしたい方には「区分マンション経営」がおすすめ。マンションを一室単位で購入して貸し出す方法です。

一室なら数百万円程度で購入できるので、3000万円の資金なら余裕を持って始めることができるでしょう。複数のマンションでリスク分散する方法もおすすめです。

貯金3000万円の資産運用シミュレーション

貯金3000万円を資産運用した場合、いくらお金が増えるのか気になりますよね。

では実際に、貯金3000万円の資産運用シミュレーションをしてみましょう。

下表は、3000万円を利回り1%~10%で複利運用した場合の資産推移シミュレーションです。

スクロールできます
利回り/
運用年数
1年5年10年15年20年
1%3030万円3153万円3314万円3483万円3661万円
3%3090万円3478万円4032万円4674万円5418万円
5%3150万円3829万円4887万円6237万円7960万円
8%3240万円4408万円6477万円9517万円1億3983万円
10%3300万円4832万円7781万円1億2532万円2億182万円

上記のシミュレーション結果をもとに、4つのポイントを解説します。

利回り3%・10年運用で1000万円の利益

年利3%の資産運用シミュレーション

まず、1000万円を増やすためには「年利3%・10年運用」が必要です。

年利3%は、債券投資などリスクの低い資産運用でも狙えるので、比較的ゆるい条件と言えます。

また、10年という運用期間も、60歳以下の人達なら余裕を持って取り組めるのではないでしょうか。

3000万円の資産運用において、年利3%は最も現実的なシミュレーションです。

利回り5%・10年運用で2000万円弱の利益

年利5%の資産運用シミュレーション

年利5%で10年運用すると、資産は約1900万円増えます。11年運用すれば、利益2000万円を達成です。

年利5%を狙える資産運用としては、外国債券投資信託株式投資などが挙げられます。

多くの投資家が、年利5%を1つの目標にしているのではないでしょうか。個人投資家でも達成可能な利回りであり、10年運用すれば資産を大きく増やせます。

利回り5%・10年運用も、ごく一般的な資産運用シミュレーションの条件と言えるでしょう。

利回り8%・10年運用で3000万円の利益

年利8%の資産運用シミュレーション

年利8%で10年運用すれば、3000万円以上の利益。資産は2倍の6000万円に到達します。ここまで資産が増えれば、セミリタイアも現実味を帯びてくるでしょう。

年利8%を狙える資産運用は、株式投資不動産投資不動産投資信託(REIT)などです。リスクをとりつつ、ハイリターンを狙っていく必要があるでしょう。

年利8%は難易度が高いですが、不可能ではありません。資産運用の中級者以上なら十分に狙える水準です。難易度は高いものの、実現可能な資産運用シミュレーションではないでしょうか。

ただし、初心者の方がいきなり年利8%を目指すのはリスクが高いです。まずは年利3%~5%を目標にすることをおすすめします。

利回り10%・13年運用で億り人達成

年利10%の資産運用シミュレーション

年利10%で13年運用すれば、億り人達成です。しかし、年利10%という条件は難易度も高め。シミュレーションはしたものの、実現するのは簡単ではないでしょう。

年利10%を狙える資産運用は、円安時の外貨預金や、投資信託REITの高配当銘柄などが挙げられます。ただ、10年以上も円安相場が続くかは不明です。投資信託で高配当銘柄を当て続けるのも難しいでしょう。

現実的に見て、3000万円から億り人達成をしたい方には、以下2つの方法があります。

  • 目標利回りを下げて運用期間を20年~25年に延ばす
  • ヘッジファンドで資産運用する

ヘッジファンドは、プロに運用を委託する投資方法。年利10%以上を狙える点が魅力です。最低投資額は1000万円ですが、3000万円あれば余裕を持って運用を始められるでしょう。

貯金3000万円を安全に資産運用するためのコツ・注意点

最後に、3000万円を安全に運用するためのコツ・注意点を解説します。

資産運用は投資なので、100%安全ということはないものの、コツを押さえればリスクを低くすることは可能です。特に初心者の方は、ぜひ参考にしてください。

まずは人生設計・目標を立てる

貯金が3000万円を超えたら、まずは人生設計・目標を立てることをおすすめします。お金の使い方を考えるということですね。

人生のシミュレーションをして、以下のような目標を立てるとよいでしょう。

  • 3000万円全額で運用して20年で資産を2倍にする
  • 老後資金のために10年で1000万円の運用益を目指す
  • 2000万円は家のローン完済に回して1000万円で資産運用する
  • 億り人を達成したらセミリタイアする

上記は一例ですが、「何のために資産運用をして、いつまでにいくらお金を増やすか」という目標を決めたほうが運用もしやすくなります。

ぜひご自身で、人生の目標を考えながら相談してみてください。

3000万円は長期的に増やす

資産運用は、長期的に増やすものです。短期で運用益が出なくても、焦らないようにしましょう。

資産運用は長期的に増やすもの

上画像は、直近5年間の日経平均株価のチャートです。

長期的には上昇トレンドですが、2020年コロナショック時には一時的に大きく下落しています。しかし、すぐに上昇トレンドに回帰しており、今では3万円を軽く突破している状況です。

短期的な取引は、投資ではなく「投機」。目先の値動きに動揺して、損失を被る可能性が高まるでしょう。資産運用は、長期的な視点で気長に取り組むことが大切です。

複数の方法でポートフォリオを組む

3000万円の資産運用では、リスクを抑えることも重要ポイント。そこでおすすめしたいのが、複数の運用方法でポートフォリオ(資金配分)を組む方法です。

では、ポートフォリオの組み方をシミュレーションしてみましょう。

3000万円の運用ポートフォリオ例
  • 例1:社債で守りを固めつつヘッジファンドで攻める運用方法
  • 例2:外国社債・株配当金で手堅く運用しつつ投資信託・金で大きな利回りも狙う方法

上記はあくまで一例ですが、複数の方法を組み合わせればリスク分散しやすくなります。

ポートフォリオのおすすめの組み方は、ローリスク・ミドルリスク・ハイリスクの資産運用をバランスよく混ぜる方法です。

資産運用では、守りつつ攻めることが重要です。ぜひ、ご自身に合ったポートフォリオを組んでみてください。

FPやIFAなどプロに運用ナビしてもらう

資産運用で迷った際には、FPやIFAなどのプロに運用ナビしてもらうこともおすすめです。

  • FP:資産形成・プランニングのプロ
  • IFA:資産運用のプロ

どちらもお金のプロなので、資産状況や目標を伝えれば相談に乗ってもらえるでしょう。

億り人のブログや本で情報収集するのもおすすめ

3000万円の資産運用では、億り人になった人達のブログや本で情報収集するのもおすすめです。

資産運用の開始時点ですでに3000万円あるので、億り人は決して不可能な目標ではありません。実際に億り人になった人達のブログや本を読めば、きっとモチベーションも上がるでしょう。

以下で、億り人のブログの一例を挙げておきます。

資産運用で勝ち組みになるための秘訣や、保有中の銘柄を公開してくれることもあるので、大いに参考になるでしょう。

貯金が3000万円を超えたらよくある質問

40代で貯金が3000万円を超えたらどんな資産運用がおすすめですか?

40代で貯金が3000万円を超えたら、なるべく早く資産を増やせるポートフォリオを組むのがおすすめです。

なぜなら、定年退職までの時間が少なくなってきているためです。投資は、かけられる時間によってもパフォーマンスが変わるので、

例えば、年利10%を超えるヘッジファンドをポートフォリオに組み込むなど。ある程度リスクを取って高いリターンを目指すと良いでしょう。

貯金が3000万円を超えたら組みたいポートフォリオ例
ヘッジファンド1000万円33%
株式投資(配当狙い)1000万円33%
インデックス投資1000万円33%

500万円でできる資産運用はありますか?

500万円はまだ資産形成段階です。

貯金3000万円を目指すには、インデックス積立と私生活での節約を両立すると良いでしょう。

また、500万円を効率よく運用したいのであれば、500万円から投資できるヘッジファンドに投資するのもおすすめです。

3000万円の金融資産がある割合はどれくらいですか?

貯金を含む、金融資産3000万円以上を保有している割合は以下の通りです。

全国11.3%
20代0.1%
30代4.0%
40代6.0%
50代10.7%
60代19.0%
70代18.9%
引用元:家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和5年)

40代女性におすすめの運用方法は?

40代女性におすすめの運用方法は、リスク許容度によって変わります。

あまりリスクを取りたくないのであれば、個人向け国債や、高配当株への投資、インデックス投資などを掛け合わせたポートフォリオを組みましょう。

多少リスクを取れるのであれば、プロに資金の運用を任せられるヘッジファンドをポートフォリオに組み込むのがおすすめです。

いずれにせよ、40代は資産運用を始める時期として、遅くはありません。どこまでリスクを取れるのかは、資産運用においてかなり重要の指標になるので、しっかり考えてみましょう。

貯金いくら以上になると、生活が変わる、余裕ができるのでしょうか?

結論から言うと、貯金・金融資産2000万円以上あれば生活を変えることは可能です。

それは、2000万円以上が十分な配当を受け取れるようになる額だからです。

しかし、受け取った配当金は生活に使ってしまうより、再投資して複利効果によって資産の伸びを加速させることをおすすめします。

まとめ:貯金が3000万円を超えたら資産運用がおすすめ

貯金が3000万円を超えたら、資産運用をおすすめします。

資産運用をすれば、定期預金よりはるかに大きな利回りを狙えるでしょう。利回り3%・10年運用なら、資産は1000万円増えます

資金3000万円から始めるおすすめの資産運用は、以下の7つです。

3000万円という資金力を活かしたい方は、ヘッジファンドがおすすめ。また、低リスクである程度の利回りを狙いたい方は、個人向け社債や外国社債を組み込む方法もあります。

3000万円の資産運用では、リスクを抑えることも重要です。複数の方法で長期運用すれば、リスク分散もしやすくなるでしょう。

資産運用のポートフォリオは、低リスクの債券投資などで守りつつヘッジファンドで攻める、といった感じでリスク・リターンのバランスを考えた組み方をおすすめします。

まずは人生設計・目標を立てて、いつまでにいくらお金を増やしたいかご自身と相談してみましょう。

また、500万円・1000万円・2000万円・5000万円・1億円の運用については以下の記事もどうぞ。

【平均年利10%超を継続中】
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引用:BMキャピタル公式

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