ヘルプ

11.01.31.氷川神社(大宮区)一の鳥居

  • 266

写真: 11.01.31.氷川神社(大宮区)一の鳥居

写真: 13.03.23.西福寺(川口市)旧境内社 谷総稲荷 写真: 11.01.31.氷川神社(大宮区)

mixiアルバム「“氷川神社”3」
https://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000010513775&owner_id=32815602

2011年02月01日 01:15
●11.01.31.
氷川神社――
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町一丁目にある神社。足立郡を中心に武蔵国(東京都・埼玉県)各地にある氷川神社の総本社である。式内社(名神大)、武蔵国一宮(武州一宮)、勅祭社で、旧社格は官幣大社。
大宮の地名は氷川神社を「大いなる宮居」すなわち「大宮」と称えたことに由来する。
主祭神は須佐之男命・奇稲田姫命・大己貴命。他の氷川神社と区別するために「大宮氷川神社」とも呼ばれる。
ご神徳――
須佐之男命は祈雨、武運、勝利、厄除。
奇稲田姫命は農業、(須佐之男命と共で)恋愛。
大己貴命は子孫繁栄、家運継続。

景行天皇(紀元前13〜130年)の皇子、日本武尊が東征の際に負傷し、夢枕に現れた老人の教えに従って氷川神社へ詣でたところ、立てるようになったという伝説が社史に残されており、このことから本地域を足立と称するようになったとされる。武州足立と古文書で見た場合は、現在の東京都足立区ではなく、埼玉県さいたま市のことです。
成務天皇(84〜190年)の時代に出雲の兄多毛比命(えたもひのみこと)が武蔵国造となり、当社を崇敬しました。この一帯は出雲族が開拓した地であり、武蔵国造は出雲国造と同族とされています。社名の「氷川」も出雲の「簸川」(現在の斐伊川)に由来するという説がある。

・武州六大明神の一つとされる。特に明治以後は国都が武蔵国に設置された事から、四方拝などの宮中祭祀の対象に加えられるなど、皇室からも重んじられた。小野神社(東京都多摩市一之宮)、二宮神社(東京都あきる野市二宮)、氷川神社、秩父神社(埼玉県秩父市番場町)、金鑚神社(埼玉県児玉郡神川町字二ノ宮)、杉山神社(横浜市緑区西八朔町)の六社を指すとされる。
一般に武蔵国の一宮は当社とされているが、大國魂神社(六所宮)の祭神や南北朝時代の『神道集』の記述では、多摩市の小野神社を一宮、あきる野市の二宮神社(旧称小河大明神)を二宮、氷川神社を三宮としており、今のところ中世まで氷川神社を一宮とする資料は見つかっていないとされる。室町時代に成立した『大日本国一宮記』では氷川神社が一宮とされており、室町時代以降、当社が小野神社に替わって一宮の地位を確立したのではないかと考えられている。

・埼玉県周辺の広域から参拝者を集め、正月三が日の初詣の参拝者数(警察調べ)は全国10位以内に数えられる。特に全国的に初詣客が増加した2008(平成20)年以降は連年200万人以上が訪れている。
平安時代後期には、関東地方を実質的に支配していた武士に幅広く信仰され、荒川流域に数多くの分社が建てられ、武蔵国中に広がった。治承4(1180)年には源頼朝が土肥実平に命じ社殿を再建して社領3000貫を寄進、建久8(1197)年には神馬神剣を奉納している。
江戸時代には幕府より社地三百石が寄進されていた。江戸初期の中山道は大宮宿の南で参道を使用していたが、この地を治めていた関東郡司伊奈忠治が、参道を街道とすることは恐れ多いとして、寛永5(1628)年に西側に街道を付け替え、参道沿いの宿や家およそ40軒を新設街道沿いに移転させ、これが現在に至る大宮の町となった。

・明治元(1868)年10月、東京奠都の際に明治天皇は東京入都から4日目には当社を武蔵国総鎮守・勅祭社と定め、10日目には大宮に行幸し、10月28日に関東の神社の中で最初に親祭を行った。以来、例祭には勅使の参向があり、宮内庁楽師による歌舞が奉納される。明治天皇は1870(明治3)年にも再度参拝され、昭和天皇も皇太子時代の1917(大正6)年11月12日、天皇に即位した1934(昭和9)年11月に、それぞれ軍事演習視察の帰途に参拝された。今上天皇も皇太子時代の1987(昭和62)年7月に夫妻で参拝されている。

・氷川参道と呼ばれている。参道には三つの大鳥居があり、中山道と分かれる位置に「一の鳥居」、市立図書館近くに「二の鳥居」、境内入口に「三の鳥居」がある。
神社から県道2号さいたま春日部線(旧国道16号)までの約500mは往事の面影が残された広い参道が延びている。県道2号から大宮中央通り(大宮駅東口の駅前通り)までの約300mは「平成ひろば」と名づけられた公園。第二次世界大戦敗戦後に大宮駅東口に集まっていた闇市やバラック街だった所。

境内神社
摂社―門客人神社――足摩乳命・手摩乳命
―――天津神社―――少彦名命
―――宗像神社―――多起理比売命・市寸島比売命・田寸津比売命

末社―山祇神社――大山祇命
―――石上神社――布都御魂命
―――愛宕神社――迦具土命
―――雷神社―――大雷命
―――住吉神社――底筒男命・中筒男命・上筒男命
―――神明神社――天照大御神
―――天満神社――菅原道真公
―――松尾神社――大山咋命
―――御嶽神社――大己貴命・少彦名命
―――稲荷神社――倉稲魂命

お気に入り (0)

まだお気に入りに追加している人はいません。

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。