冬晴れの朝を駆ける。

冬晴れの朝を駆ける。
前夜、東京を発ったブルートレインが朝を迎えるのが本州の西端、山口県。
夜を徹して走り通称「オノアサ」と呼ばれる山陽本線の有名撮影ポイントへ向かった。
幸い天気は快晴。まだ日の昇る前から三脚を立て、霜の降りるほど寒い場所でじっと耐えるように待つ。

冬の澄んだ空気の中、山の向こうから汽笛とレールが奏でる音が響く。
EF66 50号機の率いる1列車「富士・はやぶさ」が大蛇のようにカーブに身をくねらせやってきた。

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