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ぶちにぼ+味玉@古田島・千代田区神田

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写真: ぶちにぼ+味玉@古田島・千代田区神田

写真: 飛魚煮干拉麺〜NIVO SEA a go go〜@noodle art gallery Ryota Tezuka・中央区水天宮前 写真: 塩海老ワンタン麺@蓮・墨田区森下

瀬戸内いりこラーメン 古田島(こたじま)
  千代田区内神田3-9-6 大原第6ビル1階

 お店が神保町にあって、コロナ禍の悪影響を挽回するため昼営業でラーメンを提供し始めた2年ほど前に訪れたことがあり、資本系にしては美味しい煮干ラーメンを提供するなという印象を受けた。煮干しラーメンといえば最近は亀戸と北千住のお店ばかりなので、久しぶりに違う店で味わってみようと思い平日の昼前に伺った。ショボショボと雨が降るあいにくの天気の中、店頭にある券売機を見ると煮干中華そば、ぶちにぼ、ゴクニボの3種類がメインメニューのようで、その中から真ん中のぶちにぼのボタンをポチっとな。980円。食券を手に入店すると天気のせいか先客は2名のみと空いていた。バイトのお嬢さんに食券を渡すとともに、神保町時代にもらったサービス券が使えるかどうか尋ねると「少しお待ちください。」と厨房に向かい、男性店員さんと話をしている。しばらくすると戻ってきて「お使いいただけます。」とのことだったので味玉をお願いした。
 麺は菅野製麺所製のやや太めのストレート中麺。パツパツとした麺で、心地よい歯応えもあってスープとの相性も良いように感じた。そのスープはいわゆるセメント色で見た目はしっかり濃厚そうだが、レンゲを突っ込んでみてビックリ。粘度の無いさらさらで、煮干しの風味は強いものの、濃厚系らしい煮干の苦み、エグミ、煮干し臭さは皆無。とは言え、まあ一般受けするほど優しい味わいではないので、煮干しラーメンをある程度食べ慣れた者向けであることは間違いないが、それでも体調を整えて臨む必要はないレベルで、塩加減も全く問題なし。ちなみに、券売機には「上級者向け?」というシールが貼ってあった。チャーシューは大きいもののあまり厚みがないロールタイプの肩ロース。旨味は少し抜け気味に思えたが、大きくてそこそこのボリュームがあるので許せる。味玉は黄身が全く固まっておらず、半分に割ると黄身全部が流れ出してしまった。こんな味玉は最近では見かけた記憶がない。青菜のホウレンソウは家系のようにクタクタ。
 その日の体調や気分に応じて煮干濃度が3種類から選べるメニューは、客サイドから見るとありがたい。また気が向いたら来よう。

・お気に入り度:〇

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