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塩(バラ)・しょっぱさLevel4@元祖一条流がんこラーメン立川たま館分店・立川市

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写真: 塩(バラ)・しょっぱさLevel4@元祖一条流がんこラーメン立川たま館分店・立川市

写真: 鰤なめろう和えそば@Voyage・大田区蒲田 写真: 中華そば@柴崎亭本店・調布市

元祖一条流がんこラーメン立川たま館分店
  立川市錦町1-2-16

 この日も多摩方面へプチ遠征。昨年10月にオープンした「がんこラーメン」の最新店舗が目的地だ。がんこラーメンは、一時は10数店舗にも及ぶ一大グループを形成していたが、今はそれも下火になってしまった。そんな中の新店なので、期待に胸を膨らませながらJR中央線立川駅へ。駅から5分ほど歩けば目的の立川らーめんたま館にたどり着く。ここは立川アーバンホテルの1階に開設された、いわばラーメン店だけのフードコートで、ワンフロアに設けられた4区画に5店舗が出店している(2店舗が同一区画で同時営業)。フードコートといっても共通のテーブル席はなく、各区画ごとのカウンター席で食べる方式だ。こちらのお店は、家元の弟さんが店主を務める「元祖一条流がんこ総本家相模原分店」の出身だそうだ。ビルの中に足を踏み入れると、手前左に目的のお店はあり、パーテーションの支柱にはがんこ系のお店では営業中を示す牛のゲンコツがぶら下がっていた。お店の奥側の端に券売機が置いてあり、それによるとメニューはモモ、バラ、鶏のチャーシュー別に塩と醤油の計6種に、辛痛麺、悪〇、つけ麺さらに限定メニューといった構成だ。自分の中ではがんこといえば塩というイメージなので、塩に券売機の組込み写真で一番美味しそうに見えたバラ肉チャーシューを組み合わせた標記のボタンをポチっとな。850円。カウンター席に座る前に食券を差し出すと「味の濃さ、しょっぱさをどうしますか?」と問われた。慌ててカウンターの説明書きを確認すると、Level1からLevel8まであり、Level2がマイルド味、Level4が基本のがんこ味、Level8が要覚悟!!となっていたので基本のLevel4でお願いした。ちなみに、要覚悟って何を覚悟するんだろう…
 麺はほぼストレートで札幌ラーメンの麺のように黄色い中細。ネット情報では、練馬のサッポロめんフーズという会社の麺だそうだ。気持ち硬めに茹で上げられているためほどよい噛み応えがあり、その後しばらくでプツプツとと噛み切れるので札幌ラーメンの麺よりは加水率は低いようだ。中細麺なのですすり心地もよく、併せてスープをよく持ち上げてくれる。スープは濁りが全くない透明で色もあまりついていないが、そこに黄色い鶏油と思われる香味油が多めに浮いていて黄金色に輝いている。スープの素材に関するお知らせがないので何をどう使って作られているのか全く分からないが、動物系のどっしりとした旨味の中に軽めの魚介の風味がアクセントになっている。塩加減も全然しょっぱくはなくほどよい感じで、これなら腹パンになるまで飲めそうな気がする。なお、券売機の上には「本日スペシャルスープ ふぐ(福)!」と手書きされた掲示物が置いてあったし、お店のTwitterにもその旨が記載されていたので、ひょっとすると魚介はトラフグ出汁かも。このスープを飲みながら麺をすする際、多めに盛られた斜め切りの白ネギがさっぱり感をプラスしてくれ非常に有用だった。チャーシューはオーダーどおりのバラ肉。厚さはそれほどない分は大きさでカバーしている。旨味十分で、大きさと相まって肉を食べているという気になれる。その他には穂先メンマが2本。味付け、特有の発酵臭とも薄めだが、メンマらしい味わいがあり、シャキシャキとした食感も塩ラーメンには合っていた。
 超久しぶりにがんこ系ラーメンに出会えたのは嬉しいかぎり。これがもっと近くで食べられれば言うことないのだが。

・お気に入り度:〇

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