レモンラーメン@りんすず食堂・江東区大島
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中華蕎麦 りんすず食堂
江東区大島5-7-3 成毛ビル1階
標記メニューで知られているお店を訪れたところ、土曜日の12時半過ぎでお昼時に当たったため満席だった。有名店ではないという認識だったためこれは意外だ。待っている間に、券売機で一番人気と書かれた標記と鶏天のセットの食券を購入した。単品だとそれぞれ720円と350円で、セット料金1070円は合計額と変わらない。10分ほどで空いたカウンター席に座ることができた。
麺はほぼストレートの中麺。加水率が低いようで、モチモチとザクザクの中間のようなしっかりとした歯応えがあって食感は良好。ただ、熱いスープに浸っていると徐々に歯応えが弱まって、ただブツブツと噛み切れていくだけになるのは残念だ。レモンスライスが8枚浮くスープは、鶏の風味が強い中、醤油の風味もしっかりと感じられ、そして思いのほか甘みがある。直感だが、鶏出汁に日本そばのかえしを合わせたような味わいだ。その甘味にレモンの酸味が、また、鶏の風味にレモンの香りが絶妙にマッチしていて、これは人気になっても不思議ではないと納得だ。なお、レモンは卓上の注意書きに従い、好みの酸っぱさになった段階で別途渡された殻入れに引き上げた。
このラーメンは、レモンスライス以外の具材や薬味類が一切入っていない素ラーメンのため、鶏天セットが一番人気になるのは当然だろう。ちなみに、鶏天は本場大分とは異なり、モモ肉1枚に味をしっかりつけてカットせずに揚げてあるので量があり、辛子酢醤油を付けるまでもなくそのまま食べられるようにしてある。結構量が多いので、5切れに切り分けてあるうち食べきれなかった分は、持ち帰れるようフードパックをもらえるのはありがたい。
・お気に入り度:〇
アルバム: 東京のラーメン・その2
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