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東京味噌らーめん 鶉(うずら)
武蔵野市境2ー3-20
以前から気になってはいたものの、場所が場所だけにおいそれとは行けないため機会を伺っていたが、とある土曜日、準備万端整ったため1時間半かけて向かった。11時過ぎにお店に着くと店頭には8人が並んでいた。まあ想定の範囲内で、それから30分あまりで入店できた。メニューは味噌味一本で、味噌ラー、辛味噌ラー、味噌つけ及び辛味噌つけの4種があり、いずれも大盛は無料とのこと。今回は標記の食券900円+110円=1010円を券売機で購入した。
麺は幅が1cmほどもある平打ちの手もみ麺。シコッ、モチッとした食感で、そのまま食べると小麦の風味がちゃんと感じられる。うんちくによれば、北海道産小麦を主体とした自家製麺とのこと。つけダレは、しっかりとした動物系の旨味をベースに味噌の芳醇な風味が堪能できる仕立て。ラー油を多めに浮かべて辛味を付けるとともにスープにコクを与えているようだが、味噌ラーにありがちな重さやこってり感はなく、醤油よりかはややもったりかなといった程度。味噌ラーといえば札幌の純すみ系に慣れた舌には新鮮だが、人によっては物足りなさを覚えるかもという気がする。ただ、今回は辛味でその点はカバー出来ているようだ。具材のうち麺の上には、厚めにスライスされているものの軟らかく、ローストポークのような味ないが素晴らしい低温調理の肩ロースチャーシュー。それと、黄身が褐色に近い色まで変色しゼリー状になるほど味が染み込んだ、でもしょっぱくはない味玉。一方、つけダレの中にも、極粗挽きのミンチ肉、なぜか淡泊という印象を持ったサイコロ状のチャーシュー(切り落とし的なコマ肉か?)、たっぷりの茹でモヤシ、薬味の木口切り白ネギ、糸唐辛子などが入っていて具沢山。
大盛にしたので麺量は300gあり、お腹はちょうどよい具合。普通盛だと200gなので食べ足りないだろう。麺と具材を食べ終え、つけダレ丼を厨房に返しスープ割りをお願いしたら、刻みネギもプラスされて戻ってきた。つけダレのベースである豚清湯で割られたようで、当然、美味しく完飲。
・お気に入り度:○
アルバム: 東京のラーメン・その2
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