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広島つけ麺・5倍・大@ばくだん屋福山店・福山市

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写真: 広島つけ麺・5倍・大@ばくだん屋福山店・福山市

写真: 醤(ひしお)そば@HISHIO岡山駅前店・岡山市北区 写真: 中華そば玉子入り@仙助・赤磐市

廣島つけ麺本舗 ばくだん屋福山店
  福山市緑町2-1-6

 広島つけ麺が無性に食べたくなった。最も有名なばくだん屋のお店を探すと、福岡市と東京渋谷以外は広島県内に限られるため一番近い福山店を訪れた。辛さは辛みのない0倍から100倍超まで選べ、初めての人は2倍がお勧めとのことだが、何度も食べているので今回は5倍で、かつ、麺1.5玉の大でお願いした。値段は税抜き886円、消費税を含めると957円とどっちにしろ何とも中途半端な値付けだ。
 麺皿には、麺の上にチャーシュー2枚、茹でキャベツ、千切りのキュウリ、白ネギと葉ネギをミックスした白髪ネギが載っている。いずれの野菜もたっぷりなので、麺はチョロッと見えるだけ。一方、つけダレは白ゴマが一面に浮き、唐芥子にラー油、ゴマ油を混ぜた辛味ダレで赤く染まっている。一般的なつけ麺と異なり、広島つけ麺のつけダレは麺同様にキンキンに冷えたもの。麺をこのタレにドボ浸けしてたっぷりと絡め食べ始めた。麺はストレートで細めの中麺。冷水で締めてあって硬めに仕上がっており、しっかりとした歯応えで長浜ラーメンのバリカタのような食感だ。これはなかなか小気味良い。つけダレは辛さを感じるもののそれほど辛くはなく、うっすらと汗がにじむ程度。8倍くらいでもむせることはないだろう。醤油ベースで魚介出汁を使っているそうだが、辛みのためにどちらも認識できない。それらよりもお酢の酸味がほどよく感じられる。人気のマタオマ系つけ麺とは違ってサッパリとした食べ心地で、食べている途中に飽きるということもなかった。たっぷりの野菜は麺と一緒に口に運んでも、あるいは野菜単独でつけダレに潜らせても美味しくいただける。特に、茹でキャベツの甘さが辛いつけダレによくマッチする。また、チャーシューはサッパリと食べられるようバラでも肩ロースでもなく、脂身をほとんど落としたロース。
 大盛でもペロッと食べられたので、空腹ならば麺2玉の特盛(1059円)でも大丈夫だろう。この手の食べ物はどうしても辛さに着目しがちだが、辛さの中に旨味が広がる旨辛な味わいが人気の秘密のように思える。最後はやや薄まったつけダレもゴックンと飲み干し退店した。久しぶりで美味かったー!

・お気に入り度:○+

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