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牛骨ラーメン・並@香味徳赤碕店・鳥取県琴浦町

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写真: 牛骨ラーメン・並@香味徳赤碕店・鳥取県琴浦町

写真: あさりうどん・並@丸亀製麺院庄店・津山市 写真: 替玉・ちぢれ麺@ずんどう屋岡山伊島店・岡山市北区

お食事処 香味徳赤碕店
  鳥取県東伯郡琴浦町赤碕1979

 牛骨スープのラーメンを提供するお店は全国各地にごく希に存在するが、地域としてまとまっているのは山口県下松市と鳥取県中西部のみ。そこで、祝日に車でひとっ走りして鳥取県旧赤碕町にやって来た。こちらのお店は、現在は廃業してしまっているが牛骨ラーメン発祥のお店の味を受け継いだ直系とのこと。屋号のとおり、牛骨ラーメン以外にもトンコツラーメンやうどん、洋食、中華料理等を提供しているが、半分以上のお客がメインの牛骨ラーメンを注文していた。自分も迷わずに標記をお願いした。550円。
 しばらくして運ばれてきた丼からは焼き肉屋のテールスープのようなよい香りが漂う。麺は中太の弱ちぢれ麺。かなり硬めに茹でられているので、しっかりとした歯応えがある一方、ボソボソとした食感でスープとの馴染みは今一歩に思える。食べているうちに多少は伸びるが、それでもボソッ、パツッと食感は強めのまま。もう少し加水率が高い方がスープとの相性も良くなると思う。そのスープは香りのみならず味わいもテールスープそのもの。濃口醤油を利かせたすき焼き的な味わいの下松ラーメンとは異なり、薄口醤油で仕上げてあるので牛骨出汁が前面に出ている。油浮きも少ないのでしつこくはなくサラッと飲める。牛骨特有の甘さはそれほど感じなかった。チャーシューは豚バラだろうか。脂身は少量で、塩味という珍しい味付けだった。スープとのバランスを考えてのことだろう。メンマはジャグジャグとした食感があるだけで、味も特有の風味も無し。その他にはスライスした茹で玉子が1切れに、茹でモヤシと木口切りのネギ。
 名前のとおり牛骨の特徴を上手く引き出したスープだったが、スープと麺や具材とのバランスに疑問が残る上、味わい的にもパンチがないのが惜しい気がする。ブラックペッパーなんかが合うように思える。

・お気に入り度:△+

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