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台湾まぜそば@わいず・千代田区神田

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写真: 台湾まぜそば@わいず・千代田区神田

写真: 冷し担々麺@やまらぁ・中央区人形町 写真: 冷たいしおらーめん@あす花・千代田区水道橋

神田ラーメン わいず
  千代田区内神田3-9-6 大熊ビル1階

 名古屋発祥の台湾まぜそばが東京で食べられるようになってから、もう5年は経つんじゃないだろうか。人気を博すかと思ったもののあまり広がりは見せなかったが、それでも、今でも何店舗かで食べることはできる。ということで、神田駅西口にあるこちらを訪れた。土曜日の午前10時40分で6名の先客あり。店頭の券売機で標記の食券を発券した。830円。「まぜそばは少しお時間を頂きます。」という店員さんの断りがあらかじめあったので気にならなかったが、麺茹でに時間がかかるようで、配膳まで10分は要したと思う。
 丼の底には醤油ダレが張ってあり、そこに茹でたての麺を入れ、たっぷりの刻んだニラと木口切りのネギ、刻み海苔、魚粉を盛り付け、頭頂部に台湾ミンチを載せて最後に卵黄が落としてある。また、仕上げとして卵黄と台湾ミンチの上には砕いたフライドオニオンらしきものが散りばめてある。見た目はおろしニンニクが載っていない(卓上には準備されている)点を除けば、発祥のお店「麺屋 はなび」のそれとほぼ同じ。お箸とレンゲを使って全体をよくかき混ぜた。麺は弱縮れの太麺。多加水麺のようで、しっかりとした歯応えとモチモチとした食感が特徴だ。どこかは分からないが、きっと名のある製麺所の特注麺だろう。味のベースは醤油。しょっぱすぎず、また、あらかじめ麺とタレが和えてあるので味ムラもなく食べやすい。台湾まぜそば特有の辣味はピリ辛程度、一方、麻味は舌が少し痺れる程度でほどよく食欲を刺激してくれる。ミンチ肉と魚粉の旨味、香味野菜の風味と食感などが渾然一体となって麺に絡みつき、複雑な味わいを楽しめる。途中で卓上のおろしニンニク、さらにはお酢を時間差で加えて2度味変を行った。200gほどの麺を食べ終わっても丼には具材とタレが十分に残っていた。このため、店員さんに追い飯をお願いすると、アルマイトの平皿に三口分くらいのご飯をよそって提供してくれた。無料だ。それを丼に投入し、再度、よくかき混ぜて完食。
 もう少しカラシビの方が好みなので、ラー油や辛味調味料、また、山椒か花椒を用意してもらえると大変ありがたいと思う。

・お気に入り度:○

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