醤油ラーメン・油多め・並@大黒家・江東区東陽町
- 59
ラーメン 大黒家
江東区東陽3-27-25 ストークマンション東陽町1階
移転前、東陽3丁目にお店があった頃は家系ラーメンの専門店だった記憶があるが、今では鶏醤油ラーメンや担々麺、タンメンなどもあり、家系も提供するラーメン店になっていた。そんな中、11時20分という相変わらず中途半端な開店時間から少し遅れて到着すると、既に席の半数ほどが埋まっていた。駅至近からだろうか。店舗入口にはトンコツ系メニューと鶏系メニュー用にそれぞれ券売機が置いてあり、そのうちトンコツ系専用券売機の標記メニューボタンをポチッと。650円。カウンターの空いてる席に座りお姐様に「油多めで」と言い添えて食券を手渡すと「ライス付けますか?」と問われたのでお願いした。そう、このお店では開店から16時までは通常100円の小ライスが無料で振る舞われるのだ。
麺はウェーブか付いた中太丸麺。麺箱の文字は見えなかったが、聞くところによると長多屋製麺のものらしい。前述のように茹で加減に注文は付けなかったが、硬めの茹で加減のためしっかりとした歯応えがありムチムチとした食感で、平打ち気味のモチモチした麺が多い家系では異質に思える。スープはそこそこ濃厚なものの滑らかで塩加減もほどよい。元々はマイルドな味わいのようだが、油多めにしたのでこってりの方向に少しは寄ったように思える。素のままだと家系らしいパンチ力に欠けるのではないだろうか。それよりも何よりも、スープが温すぎる。スープを注ぐ丼が冷え切っているのだろう。食べ初めのうちはまだしも、食べ終わる頃にはすっかり冷めてしまっていて、これじゃラーメンスープとは言えない!後入れのおろしニンニクも豆板醤も効かないし。バラ肉ロールチャーシューはボリューム的にも味的にも普通。ホウレンソウは多めなのは嬉しいが、冷凍物を解凍して水切りをちゃんとしましたよ的な食感がちょっと寂しい。海苔は重なっているがお約束どおりの3枚で、鶏油を馴染ませてからごはんを巻いても溶けないし破れず、わりと上級品かも。壱六家との関係を暗に示すように、味の染みたウズラ卵が1個載っていた。
スープが普通程度に温かければ印象は全く異なっていただろう。
・お気に入り度:△+
アルバム: 東京のラーメン・その1
お気に入り (0)
まだお気に入りに追加している人はいません。
コメント (0)
まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。