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和風醤油味玉つけめん@花うさぎ・仙北市

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写真: 和風醤油味玉つけめん@花うさぎ・仙北市

写真: 濃豚煮干そば@にぼすけ本舗・秋田県美郷町 写真: ワンタンメン@新華園本店・釜石市

麺のご馳走 花うさぎ
  仙北市角館町北野78-3

 3連休最終日の日曜日、乳頭温泉郷の蟹場温泉に入った後、開店から30分が過ぎた11時半に到着すると店内で9人が待っていた。カウンターのみ8席という小さなお店なので仕方がない。ラーメンが4種類につけ麺3種類、それに混ぜそばとメニューの種類は豊富で、その中から「濃い目の醤油ダレにさわやかな柚子で香りをそえています。スープ割が好評です。」との説明書きがあった標記のボタンをポチッとな。味玉付きで770円はお得な気がする。
 麺はストレートの太麺。自家製麺だそうで、小麦自体の風味はそれほど感じられないが、ツルシコとした食感が心地よい。麺量に関する説明書きがなく、店主さんとそのお母さんのような年配女性も忙しそうだったので何も聞かなかったら麺量は200gくらいと少なめだった。これなら大盛券(100円)も買っておくんだったと悔やんだが全ては後の祭り。つけダレは鶏出汁ベースの醤油清湯。和風というから魚介が使われていると思っていたが、使っているとしても昆布ぐらいではないか。醤油ダレは穏やかなためほどよい旨味で、香味油も浮いていないことからコクは軽め。つけダレ表面に浮くユズ皮の香りが極めて効果的で、さっぱりと頂ける。最近の流行りのラーメンのようにコテコテしていないさっぱり感が「和風」というメニュー名の由来なのかもしれない。麺の上に載るチャーシュー2枚は、自信はないが豚ではなくローストビーフのように思える。周囲に纏った粗挽きブラックペッパーの風味が強めだが、上品な肉の旨味を堪能することができた。一方、つけダレには茹でモヤシ、刻みタマネギ、メンマ、味玉が入っている。味玉は黄身がほとんど固まっていないため好みからは外れるが、味は普通と言ったところか。メンマは薄い短冊状でジャグジャグとした軽めの食感。味付け、特有の風味とも薄めだった。
 麺と具材を食べ終えスープ割りをお願いすると、ミツバの千切りをたっぷりと浮かべ鶏出汁で割ったものが戻ってきた。鶏出汁が一層濃くなったような印象を受けた。
退店時でも待ち客が途切れることはなく、角館の人気店になっているようだ。

・お気に入り度:○+

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