おっぺしゃんらーめん＠おっぺしゃん本店・仙台市青葉区

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熊本らーめん　おっぺしゃん本店
　　仙台市青葉区通町2-13-3

　秋保温泉でさっぱりとしたら小腹が空いた。仙台で出している熊本ラーメンってどんなものだろうと思い、本店に狙いを定めて訪れた。注文時に麺の硬さとマー油の量を聞かれるので、麺はお店お勧めで超かたいという「バリ」で、油は標準の「どんぴしゃ」で頼んだ。
　麺はストレートの中細。若林店に併設された製麺所で打って、各店に配送している自家製麺だそうだ。博多風に言えばバリカタのため、さすがにゴワッ、ボソッとしているものの、スープがかなり熱いため段々食感が弱まっていく。この食感の変化も楽しみの１つかもしれない。スープには大量のマー油が浮いているように思えるが、大して油っこくもない。マー油の下のスープは、白濁した少し暗くてクリーム色のトンコツ。マー油は非常に香ばしいものの、ニンニク風味はそれほど強くない。このため、卓上には「コク出しにんにく」という刻みニンニクを少量の味噌で和えたようなものが用意されていて、それを匙１杯程度入れるとよいと指南してあった。九州に住んでいた時はフライドガーリックを置いているお店は多かったが、刻みニンニクは記憶がないような気がする。チャーシューはバラ先と呼ばれる軟骨が付いたバラ肉。トロトロに煮てあるので、軟骨もポリポリと容易に食べられ、かつ、肉の旨味も残っていて味的にもボリューム的にも満足できる。半個分の味玉は、ゼリー状の黄身が意外にも結構濃厚で美味しかった。刻んだキクラゲと刻みネギがかなり少なかったのは残念。
　750円は九州と比べるとやはり高いと感じるが、いわゆるコンサル系のお店なので仕方がないだろう。たまに食べるのにはいいかな。

・お気に入り度：○

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  原科香月

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