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YASHICA FR

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Photos: YASHICA FR

Photos: FUJICA ST605 Photos: CANONET QL17

2011年頃、銀座にあるどちらかと言えば高級カメラやコレクター向けの商品を中心に扱う中古カメラ店のジャンク箱から2000円で救出したジャンク。ミラーアップ状態で、電子制御のカメラのため、動作テストは不可能であったが、外観がきれいだったため持ち帰った。

そして、電池を入れたところ、ファインダー表示は点灯するのだがシャッターは作動しなかった。このことから、電気系統には問題はなく、機械系の故障だろうと見当をつけ、ふと思い立って、指でシャッター幕を左右に揺さぶってみたところ、ミラーが降り、シャッターが落ちた。そして、何事もなかったかのように作動したのであった。残念ながら、持病のフィルムカウンター不動もあり、こちらはトップカバーを外し、ひびが入って緩くなったプラスチックギアに瞬間接着剤を流し込むことにより何とか実用のめどが立ち、現役復帰できた。

大衆機メーカーのヤシカがドイツのカール・ツァイス財団と技術提携して作った高級一眼レフ、コンタックスRTSの姉妹機で、全速電子制御にもかかわらずマニュアル露出のみという不思議なスペックのカメラである。RTSの姉妹機だけに、アクセサリーは多くがRTS共通で使用できる。また、分解してみた限り、内部機構もRTSと酷似しており、操作部の配置等見かけは別物だが、中身はRTSとほぼ同じなのではなかろうかと思われるカメラである(もっとも、ヤシカFRのファインダー表示は、情報集中型にもかかわらず使い勝手の悪い3点LEDによる定点合致式なので念のため。)。だからというわけでもないが、操作部のレイアウトはRTSと全く別物にもかかわらず、重さといい、感触といいRTSにそっくりである。ブラックペイントの手触りもRTSそっくりの高級感のあるものである。

そんなわけで、外観や操作感には高級感があるのだが、内部にはプラスチック部品が数多く使われており、経年劣化が心配である。とはいえ、このFRは、後のFR1、FR2とは「YASHICA」のロゴの書体が微妙に異なっており、私の好きな書体の「YASHICA」ロゴであることから結構気に入っている。

※装着レンズはTAMRON 24/2.5(01BB)

Tag: カメラ

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