from マグリット「光の帝国」-01b
ご参考までに、元のマグリットの作品はこちらです。↓
http://photozou.jp/photo/show/2993265/214182809
*この画像を用いた記事『some imagined scenery of night』をブログにアップしました。↓
http://shimuya468mie.blog.fc2.com/blog-entry-139.html
見に来ていただけると嬉しいです。
Thanks a lot.
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コメント (2)
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マグリットの「光りの帝国」
原画を見ても不思議な感じ〜
空が青空の下に白い家の風景は夜を描いてますね
自分の中に昼の顔と夜の顔があるのか?
シュルレアリスムな作品ですね
トロイさんがそれを元にコラージュしてさらに作品を強調したように見えます
写真的には2階の窓の灯りと外灯の灯りの映り込みが印象的です。2014年9月16日 20:24 chao (71)
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chaoさん
どうもありがとうございます。
原画は"昼"と"夜"の二つの時空がまるで一つの世界として、同じ時空に描かれてしていますね。
英語では"The Empire of Lights" と"Light"が複数形。
太陽からの"昼"の光と"夜"の家に灯された光と外灯の灯りの光が複合され、定冠詞付の固有の"The Enpire"の世界ですね。
この作品は地上に存在する人間の目を通してのイメージが絵画として具現化されたものだと思います。
それに対して、"God's Salon"という作品では、『光の帝国』とは逆に、天空の中央に三日月がかかる"夜"の世界と太陽の光の下の私たちの地上の"昼"の世界がひとつの時空として描かれています。
その世界をヴィジュアル化でき、それを絵画という表現媒体を通してこの世にもたらすことができるのは神だけである。だが、私はそれができるみたいなことをマグリットは述べています。
マグリットの描く世界を解くのは一筋縄では行きませんよね。
逆に言えば、私たちがイメージの世界に遊べる余地がたくさんあるということだと思います。
「言葉とイメージ」→「詩」のヴィジュアル化を追求したマグリットは"シュルレアリスム"という範疇にひとくくりにされたくなかったようです。
私の画像へのchaoさんからのコメント、たいへん嬉しいです。すごく励みになります。2014年9月17日 00:07 トロイ (2)
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