2019_0224_154433 普通
JR西日本の223系6000番台の電車です。
223系はJR西日本の各線で広く使われる主力電車で全部で900両以上あります。
看板列車の新快速の主力でもあります。
運用範囲が広く、生産された期間も1994年〜2008年まで14年間に亘って作られたので
同じ形式でも多くのバリエーションがあるほか、交直流型の521系、ローカル線用の125系などの派生形式もあります。
この電車は223系の中でも6000番台という区分で分けられたバリエーションです。
223系のうち一番たくさんある1000番台と2000番台は新快速〜普通まで広く運用できるよう
最高速度130キロの性能になっていますが、スイッチにより、最高速度120キロで加速特性も異なる先代の221系と同等性能に切り替えられる機能があり、本来221系で運用されるダイヤに代用で入ったり、221系の増結車として使われることもありましたが、
国鉄時代の古い電車が廃車された跡を221系で埋める、221系の抜けた跡を223系の新車で埋める、さらには223系の後継の225系で埋める、という玉突き方式で車両の更新を進めていきました。
その結果、北陸本線の敦賀から湖西線・東海道本線・山陽本線の上郡・赤穂線の播州赤穂までを担当する網干総合車両所では、223系でありながら日常的に221系性能で運用・221系と併結される車両が発生し、性能の切り替えミスなどが懸念されるようになってきました。
そこで、2008年以降に223系2000番台の中から4両編成10本(V20〜V29編成)を選び、性能切り替えスイッチを221系のポジションに固定したのがこの車になります。
車番は元の番号に4000プラスし、6000番台とし、221系のC編成と共通で運用したので
編成番号もCV20〜CV29編成とされました。
需要に応じて2000番台に復帰したり6000番台に再改造されたりを繰り返す車もありましたが、
221系の奈良や京都への転配も進んで6000番台の需要も減り、2021年10月をもって
全車2000番台に原番復帰しています。
この編成はCV23
Tc222-6030=Mp222-7036=T223-6066=Mcp223-7030
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kameさん
☆ありがとうございます。2022年11月13日 17:53 キューチャン (36)
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