Help

珊瑚記事捏造での謝罪掲載 1989年5月16日

  • 223

Photos: 珊瑚記事捏造での謝罪掲載 1989年5月16日

Photos: 社会主義政党が結党(日本初) 1901年5月18日 Photos: セブンイレブン、日本1号店が開店 1974年5月15日

【朝日新聞珊瑚記事捏造事件】
朝日新聞東京本社版、1989(平成元)年)月20日付の、夕刊一面での連載企画の記事に捏造の
事実を認め、5月16日の朝刊で「撮影効果をあげるため、うっすらと残っていた部分をストロボ
の柄でこすった」とし、行き過ぎた報道があった点に関して謝罪記事を掲載した。

騒動のもとになった記事は、「写'89『地球は何色?』」。
高さ4m、周囲20mの世界最大級のアザミサンゴとして、ギネス世界記録にも掲載された珊瑚が、
傷つけられたとし、6段抜きの大きなカラー写真が掲載された。
この記事では「沖縄県西表島のアザミサンゴに落書きがあることを発見した」として、日本人
のモラル低下を嘆く新聞記事が掲載された。


「サンゴ汚したK・Yってだれだ」
 これは一体なんのつもりだろう。(中略)「K・Y」のイニシャルを見つけた時しばし言葉を失った。
  (中略)日本人は、落書きにかけては今や世界に冠たる民族かもしれない。
   だけどこれは、将来の人たちが見たら、八〇年代日本人の記念碑になるに違いない。
    精神の貧困の、すさんだ心の……。 にしても「K・Y」ってだれだ。


しかし、この記事に対し、地元の沖縄県竹富町ダイビング組合から、
「サンゴにこれまで傷は全くなかった。サンゴに書かれた落書きは取材者によるものではないか」
との抗議が寄せられた。


これに対して朝日新聞社は、社内調査の上、5月16日の朝刊で上記の謝罪記事を掲載した。
その後も継続的な調査を続け「カメラマンが無傷の状態であったサンゴに、文字を刻み付けた」
との判断を発表。虚偽報道であったことを認めて、5月20日の朝刊で重ねての謝罪となった。

この事件で5月19日付、珊瑚に傷をつけた東京本社写真部員の男は懲戒解雇処分に、当時の朝日
新聞社社長も、引責辞任に追い込まれる事態となった。



ある大学教授は、サンゴ損傷を特定の不心得者の所業ではなく、日本人全体の問題にしたこと
によって日本全体を悪者として貶め、反対に自らを良心的な糾弾者として、正義の立場に祭り
上げたと指摘し、このような極度に偽善的な思考方法を「虐日偽善主義」と名付けた上、朝日
新聞社の体質等にも絡めて厳しく批判をしている。



なお、この記事の記者(懲戒解雇処分)は、その後写真家として活動。
千葉県内で写真館を経営し「全国写真館100選」にも選ばれるなどの成功ぶりを『週刊新潮』
が報じている。

http://www.annes-garden.jp/index.html











写真は、澄んだ真冬の空。きれいな朝日が顔を出した瞬間。

Albums: Public

Favorite (0)

No one has added this photo to his favorite.

Comments (0)

"No comment yet, please write the first comment.

To make comments on artworks, click Login. User registration here.