ヒオウギ(檜扇) アヤメ科
万葉集:ヌバタマ 「ぬばたま」 (射干玉、烏羽玉)
この花後に付く黒く丸い実をヌバタマ(射干玉、烏羽玉)と言う
ヒオウギとは、葉の形が、平安朝の貴族が使った檜の薄皮で造られた扇に似ていることから名付けられという
原文: 野干玉之 黒髪變 白髪手裳 痛戀庭 相時有来
かな:ぬばたまの くろかみかはり しらけても いたきこひには あふときありけり
よみ: ぬばたまの、黒髪(くろかみ)変(かは)り、白(しら)けても、痛(いた)き恋(こひ)には、逢(あ)ふ時ありけり
意味: 黒髪が白くなって(年をとって)も、せつない想いに出会うこともあるのです。
大伴旅人(おおとものたびと)が都に発った時に、沙弥満誓(さみのまんせい)が大伴旅人(おおとものたびと)に贈った歌です。
万葉集 第4巻573 作者: 沙弥満誓(さみのまんせい)
アルバム: 万葉集:あさがお ムクゲ
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コメント (4)
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歌いいですね^
2015年7月13日 21:17 kei (110)
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keiさんへコメントお気に入り有難う御座います。
良い歌ですね。
タイガースさんへお気に入り有難う御座います。
SAMさんへお気に入り有難う御座います。2015年7月14日 04:53 ☆トミー (47)
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珍しい花ですね。
2015年7月14日 05:51 みちのく三流写真家 (155)
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みちのく三流写真家さんへコメントお気に入り有難う御座います。
これから咲いて来ますね。
リスザルさんへお気に入り有難う御座います。2015年7月14日 06:12 ☆トミー (47)
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