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大植英次&北ドイツ放送フィル/『英雄』(DVD)

2004年6月11日サントリーホールにて行われた、大植英次&ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーの来日コンサートのライヴ。
 朝比奈隆の跡をついで大阪フィルの音楽監督となり、2005年には日本人として初のバイロイト音楽祭登場など、その存在感を大きくしている大植英次。このDVDは、1998年以来主席指揮者を務めているハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーとのオール・ドイツ・プログラムで、地元ハノーファーでもたいへん評価が高いというこの指揮者のドイツ・レパートリーに触れる絶好の機会といえます。
 演奏会当時の評判では、『英雄』がとりわけ力のこもった演奏で、ヴァイオリンを舞台左右に配した両翼型のオーケストラ配置により、速めのテンポを採った壮快さと、この指揮者ならではのメリハリの効いた構成感が共存した聴き応え充分の演奏、と賞賛されています。
 先ごろ、大阪フィルとの大曲アルバム3点(『マーラー:交響曲第6番』、『ショスタコーヴィチ:交響曲第7番』、『ブルックナー:交響曲第8番』)を同時リリースして注目された大植英次ですが、今回のDVDは大植初の映像ソフト。クオリティの高い画質、音質で定評の「エクストン・フジテレビジョン・ハイビジョン・セレクション」からのリリースです。

・ブラームス:悲劇的序曲 op.81
・R.シュトラウス:交響詩『死と変容』 op.24
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55 『英雄』

 ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
 大植英次(指揮)

 録音:2004年6月11日 サントリーホール[ライヴ]

 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCMステレオ、ドルビーデジタル・ステレオ
 NTSC
 Region 2

【大植英次】
1957年広島市生まれ。桐朋学園で斎藤秀雄に、ニューイングランド音楽院でラリー・リヴィングストンに師事。アバド、コリン・デイヴィス、マズアらのマスタークラスにも参加。タングルウッド音楽祭で恩師レナード・バーンスタインに出会い、世界各地の公演に同行。1980年クーセヴィツキー大賞、1981 年ザルツブルク・モーツァルテウム指揮者コンクール第1位受賞で頭角を現します。
 バッファロー管弦楽団管正指揮者、エリー・フィル音楽監督としてオーケストラ・ビルディングに手腕を発揮、1995年にはミネソタ管弦楽団の音楽監督に抜擢されます。意欲的なコンサートと活発な地域活動で多くの音楽ファンや市民から愛され、CDが5回グラミー賞にノミネートされ、同団初のヨーロッパ・ツアーや日本ツアーでも驚異的な大成功を収めるなど、2002年にその地位を退くまで、同団をアメリカ屈指のメジャー・オーケストラの一つに育て上げました。
 1998年10月にハノーファー北ドイツ放送フィル首席指揮者に就任。2003年4月から故朝比奈隆の後を継ぎ、大阪フィルの音楽監督も務めています。さらにニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、ミュンヘン・フィルはじめ多くの一流オーケストラから客演に招かれ、日本では、N響、読売日響、新日本フィル、大阪フィルに登場。2005年には、日本人として初めてバイロイト音楽祭の指揮台に立ったことは記憶に新しいところです。ハノーファー音楽大学終身正教授でもあります。

【ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー】
1950年創立と比較的に若いオーケストラながら、常にドイツで最も定評ある楽団のひとつに数えられてきた実力団体。ビリー・シュタイナー、アルド・チェッカート、ズデニェク・マーツァル、ベルンハルト・クレーらが歴代の首席指揮者を務め、フランス、デンマーク、オランダ、スウェーデン、ユーゴスラヴィア、日本など海外ツアーも多数。
 1998年からは大植英次を首席指揮者に迎え、定期公演やドイツ各地へのツアー、音楽祭参加など意欲的な活動を展開して高い評価を得ています。

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