042

042
ムーティ&フィラデルフィア管/ベートーヴェン:交響曲全集(6CD) 

フィラデルフィア管弦楽団 
リッカルド・ムーティ(指揮) 

1985-88年デジタル録音。トスカニーニの名演を思わせる彫像のような造型に、この指揮者ならではの流麗かつ熱気を帯びた旋律表現が渾然一体となった見事なベートーヴェン演奏で、終始快い緊張を保ちながら、意欲満点に小気味良く進行していく音楽がもたらす生命力の横溢は、それ自体がたいへんな聴きものと言えるでしょう。
 フィラデルフィア管弦楽団の輝きのあるサウンドと高度な合奏能力も大きく物を言って、ベートーヴェン作品が持つ「活力」をひときわ明快に味わうことが可能で、そうしたオケの特質を無闇に肥大化させず、常にキリリと引き締めるムーティの手腕にも改めて感服させられます。
 大物歌手が並んだソリスト陣の素晴らしい美声も大きなポイントで、コーラスも明晰かつ強力です。

・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
・交響曲第1番ハ長調 op.21
・交響曲第2番ニ長調 op.36
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
・歌劇『フィデリオ』序曲 op.72b
・『献堂式』序曲 op.124
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
・『レオノーレ』序曲第3番 op.72a
・交響曲第7番イ長調 op.92
・交響曲第8番ヘ長調 op.93
・交響曲第9番ニ短調 op125

 シェリル・ステューダー(S)
 デロレス・ヅィーグラー(M)
 ペーター・ザイフェルト(T)
 ジェイムズ・モリス(B)
 ウェストミンスター合唱団

 フィラデルフィア管弦楽団
 リッカルド・ムーティ(指揮)

コメント (0)

  • まだコメントはありません。