M16NarrowBand
M16 わし星雲のHubblePaletteです。
ハッブルパレットとは、星雲の強い輝線スペクトルである、水素ガスからのHydrogen-α(1価の水素イオンからの発光のうち、電子軌道の一番内側から基底状態に戻った時の発光)、Oxygen?(2価の酸素イオンからの発光)
、SulferII Naitorgen(1価の硫化イオンからの発光)を、それぞれ、波長順に光の三原色である赤・緑・青にふったカラーマッピングです。
OIIIを青、Hαを緑、S?を赤色として振り分けます。
実際には、Hα輝線は656nm、S?輝線は672nmですのでほとんど同じ赤色です。
そのほか、CFHTパレット(カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡)と呼ばれるカラーマッピングもあります。こちらは若い星は科学的にS?輝線が強いことから、S?を青色として割り当てるカラーパレットです。
CFHTパレットで作画された馬頭星雲に感動したことがありますので、いずれ撮影してみたいと思っています。
星ナビ2014年8月号入選作
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コメント (2)
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Newton とか、いわゆる科学雑誌で見る様な写真ですね!
さすが!
天文台写真に負けていないですね〜!2014年7月7日 20:49 ホシミスト_3013 (13)
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ホシミストさん、こんにちは〜
そうそう!そのイメージです!!
Newtonの見開きの写真なんか見入って見てしまうクチなので、なんとか近い雰囲気、イメージで撮れないかなぁーと思ったりしています!2014年7月11日 18:07 UTO (2)
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