高野山金剛峯寺根本大塔

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弘法大師空海上人が最初に開かれた、この壇上伽藍の中心にそびえ建っているのが根本大塔です。壇上伽藍の中心と申しましたが、八葉の峰々の中央に座している、まさに真言密教の根本です。ですが、山上伽藍の宿命でしょうか、幾度となく落雷に合い消失の憂き目をみています。現在の大塔は昭和12年、過去の記録をもとに再建されたものです。高さ48.5ｍ、四方各25ｍの建物は大塔の名にふさわしいものです。風のある日には九輪から吊り下げられた風鐸が、カラカラと音をたてています。
　内部には、胎蔵大日如来、四方に金剛界四仏を安置しています。この諸仏の配置は真言宗の根本経典である「大日経」「金剛頂経」によっており、両者が不二であることを象徴するものであります。また16本の柱には堂本印象画伯の筆になる十六大菩薩、壁には真言八祖像を描いています。

胎蔵大日如来の御真言　
　　ノウマクサマンダボダナン
　　　　　　　　　アビラウンケン

http://www.hongakuin.jp/home2.html

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