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カラオケバーにも魔界!

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Photos: ボウクウゴウ内部 Photos: 黒く長い触手

グアム魔界行(カラオケバーにも魔界?)
★今回の作品は、その夜、レストラン前で見たスタイリッシュなゴミ入れ、反対側の塗装面に貼られていた潰れたらしきガールズバーの色褪せたステッカー、後はクダンのトイレのドア前のハイネッケンの電飾、店の仕切りのガラス板などを使って作成した。<グァム版フライトナイト>である。

 とうとうグァム最後の夜…いつも野外射撃でお世話になってるレンジマスターSさんご夫妻と会食。その後、Sさん行きつけのカラオケ店にw このSさん、東洋系ではあるがレッキとしたグァムの方。日本びいきなのか<昭和の歌謡曲>の大ファンである。<恋の街サッポロ><酒よ>など歌わせたら、なかなか上手いものである…その点、僕は社交には不慣れ。自分で言うのもなんだが、使えない。せっかくマイクを回してくれたのに歌わない訳にも行かない。そこで<浪花恋しぐれ>(デュエット曲だが、まあ何とか歌えるwのです。)を一曲。岡千秋のダミ声がかったド演歌が大ウケした!拍手してくれた方々にご挨拶。

 ここで失敬してRESTROOM(トイレ)へ。しかし、世の中どこで悲劇が待ち構えているかわからない!「ホゥエアー イズ レストルーム?」店の女のコに聞く
と、女は左奥を指差してる。トイレとおぼしきドアのところにビール<ハイネッケン>のネオン看板が。しかし、見る限り、この店にハイネッケンは無いようだ…一応、聞いて見る。「ハイネッケン ビア?」すると店のママらしい女の人が「ソーリィ、ノオ。」あ?じゃあナゼ、あんなネオン看板を?「フワィ?」すると、急に明るい顏で「イッツ デザインw、カッコいいね!」なるほど。さすがグァム、そこまで聞けば、その先は無用というものだw 軽く肩をすくめた僕はトイレのドアのノブを回した。
 ドアを開いた僕の目に飛び込んで来たのは、チャモロ人とおぼしき若い男のパンツ姿だった!OMG!(オーマイガッ!)なんてこった。やっちまったぜ!オレ。
いきなりトイレのドアを開けられた色黒の現地の男の異常に白い目の色!完全に怒り狂っている。これはヤバい!「エクスキューズミー。ソーリィ、ディス イズ
アクシデント。」僕は思いつく限りのマズい英語で素早く謝ってドアを閉めた。
 そして、その直後、思わず考えた。奴が怒り狂ってナイフを手に躍りかかって来たら?自分の連れ、Sさんの様子をチラ見すると、マイク握ったまま、新川次郎に成りきっている。これはマズい!こうしてる間にも奴が
「ヘイYOU!ガッデム!ユウ ルック マイサン&ゴールデンボール。ファック!シット!」(デタラメな英語でお恥ずかしい。つまり、よくもオレの息子とキン●マ
を見たな!このバカ野郎!というような意味ですが…)と喚きながら、襲いかかって来そうだ。
 ちょっと考えたら、オシッコするのにトイレのドアをロックしてない奴の方も悪いのである。しかし、それを英語で言い返して納得させる英語力は僕にはない。ふと左手のカウンターを見ると、カラオケ選曲用の分厚い本が乗っている。僕はそれを、ひったくるように取り上げた。なぜか?ケンカになったら、いきなり、これでぶん殴ってやるつもりだ。字にすると長いが、時間にすれば数秒。言ってる間に<野郎>がドアを開けて出て来た。<!>「やるのか?この野郎。」相手は肌は濃い茶色にギラツく目付きが鋭い。
 しかし、僕の目を睨むようにしながら、奴は黙って通り過ぎ、3、4人いる仲間の方へ行ってしまった…よかったぁ。ホッとした僕は静かにドアを開いて、トイレに滑り込むと、しっかり内側からカギを掛けた。

 十五分後、どうしてもと懇請するSさんに負けた僕は40数年ぶりに、昔、パチンコ屋で流れているのを聞いた事のある<おんなの道>(ぴんから兄弟w)を、ヘタな物真似で超低音のダミ声で唸っているのであった。

 時計を見れば午前一時半。あと二時間半後、ホテルから“お迎えバス”に乗って空港へ向かわなければならないのだ!WaaaaaaH!もうイヤだぁ。

いやあ、今回はマジでヤバかった…グァムに来て初めての経験でした。グァム魔界行、あと少し続きます。よしなに。

フォロワー@komichi2さんからのコメント:
いつもありがとうございます。魔界とか、修羅場とかいうものは、人間の居るところにはどこでも存在しうる。そう考えさせられてしまう作品でした(笑)。カラオケバーみたいな場所に普通にあるものを組み合わせて「魔界っぽい(?)」ものができるから不思議ですね。

すみません。非常に不謹慎だとは思いつつも……今回もまた、読んで、その光景を想像し、笑いをこらえることができませんでした。当事者にとっては必死ではあっても、外から見た他人から見たら笑えてしまうようなことって、あるんですよね……。

(僕からの@は)
(ーー;)日本人特有の過剰で特異な〈正常性バイアス〉は、成田の出発ゲートをくぐった瞬間から捨て去らないと、海外への1人旅、フリーツアーは出来ません。地球は悪意と金銭欲に満ち溢れています。僕は決して安易な考えはしない事を肝に銘じています。

@komichi2さんからのコメント:どうも、先日は大変失礼いたしました。当人は必死の、実際に身の危険に晒されておられていたにも関わらず、こちらのあまりに脳天気すぎる発言にお気を悪くされたのでしたら、まずはそのことに対してお詫び申し上げます。すみませんでした。
日本人特有の過剰で特異な〈正常性バイアス〉、おそらくそれを「平和ぼけ」とか言うのでしょうが、今回の私はその「平和ぼけ」が過ぎたようですね。以後、肝に銘じたいと思います。
幸か不幸か。今の仕事に就いてから、私はあまりまとまった休みがとれずに居ますので、海外旅行とかできず、京都を中心とした近場ばかりを回っています。おかげで本当に恐ろしい目に遭わずにいるのですが、この国・社会が安全であることを、改めて有り難く思います。


(僕からの@は)(~_~)(^0^)いいえ、今回のグァム魔界行では皆さん<私は見た!>的テーマを期待されていらしたようですw 僕はそういう霊感に縁遠く、酔眼の見たヴィジュアルの魔界に焦点を絞ったのですが…今回は幸か不幸か絵の面白さよりも旅行の珍道中ぶりがアピールされてしまいw
 
 先日の新幹線内焼身自殺事件、あれで巻き添え喰らい亡くなられた方(ご冥福を)人間が生死の境界に立たされた時、何が結果を分けるのか?これについて僕たちが出来る安全策の一つは、岐路に差し掛かった際<何かが起こるかも知れない…>事を判断の前提にする事ではありませんか。

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