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プトレマイオス地図帳_01

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写真: プトレマイオス地図帳_01

写真: プトレマイオス地図帳_02 写真: 曼陀羅絵図_04

2世紀に活躍したプトレマイオスの世界観を復活させた地図帳。所収している図の大部分が、古代に把握されていた情報を中心に描かれているなか、展示のハート形地図は、中近東社会を中心に据えた当時の世界のイメージです。
西端には新世界アメリカ大陸を、そして東端には海岸線が不分明なアジアがみえます。さらにその東に三角形の形状をしたZAMPAGU.INS(日本島)が描かれています。
日本は、当時の基準子午線カナリア諸島から東に140〜150度、経度からすればほぼ正しい位置にあります。
地図の周囲には、蟹や天秤といった星座とともに風の神を描いています。伝統と最先端、双方のイメージが融合した魅力的な作品。
シルバヌス編。1511年ごろ。

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