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ニセフジロアツバ#1

写真: ニセフジロアツバ#1

写真: ニセアカマエアツバ#4 写真: ニセフジロアツバ#2

Adrapsa subnotigera Owada, 1982
ヤガ科 クルマアツバ亜科


東京都東大和市 2020.11.23 前翅長約17mm

狭山丘陵初確認。
当地では多いフジロアツバの季節外れの個体と思ったが、
触角などの形状に違和感があった。
同種♂の触角は屈曲しないのに対し、
本種は基部から1/3付近で軽く屈曲し、下唇鬚の形状も異なる。
灯下の壁面にいた。
南方系で、日没後徐々に下がった気温11℃は本種には寒過ぎたのか、
触れるとほとんど羽ばたかずにハラリと落下してしまった。
(2022.11.3追記:疑死する習性があることが判明)
これまで東京都では日の出町で記録がある他、
八王子市でも撮影されている。

分布:本州、四国、九州、屋久島、奄美大島、徳之島、沖縄本島
成虫出現月:5〜11
幼虫食餌植物:不明

フジロアツバ♂
http://photozou.jp/photo/show/1433095/263083259
http://photozou.jp/photo/show/1433095/179473629

G2673-1

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コメント (2)

  • norak のら

    ニセと名付けられてはいるけれど、こちらの方が珍種なんですね。
    みんな蛾では南紀で撮られた画像がありますが、いまだ遭遇できていません。

    2020年11月24日 23:33 norak のら (8)

  • monroe

    ぱっと見にはフジロと瓜二つなので、よくよく観察しないと区別がつかないかもしれません。前翅頂の明色斑はフジロが純白、ニセは青みがかるという特徴があるようですが、擦れて来ると判然としないかもしれません。確かにのらさんが上げておられる3枚は全てフジロの♂のようですね。ニセは西日本では比較的多く、屋久島ではフジロより多いそうですね。

    2020年11月24日 23:58 monroe (30)

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